第18回ASEAN日本社会保障ハイレベル会合
18th ASEAN and Japan High Level Officials Meeting on Caring Societies

2020年10月30日(金)、第18回ASEAN日本社会保障ハイレベル会合がオンラインにて開催されました。

本会合は社会保障の分野におけるASEAN諸国の人材育成を強化するため、2003年に開始されました。以来、ASEAN+3(日中韓)保健、社会福祉及び労働担当大臣会合を支える事業として関係国間で位置づけられ、毎年ASEAN各国やオブザーバー国の中国及び韓国とWHO、ILO、JICA等の関係協力機関から有識者を日本に招聘し開催されてきました。

今年はコロナの影響を受け、オンライン開催となりました。「子どもの未来を支える包摂的社会の構築~自閉症スペクトラム障害をはじめとする発達障害のある子どもとその保護者への支援に焦点を当てて~」をテーマとし、ASEANや上記関係協力機関や団体・大学等から有識者にオンラインにて講演いただきました。オンラインの国際会議の多くは参加国と日本の時差を考慮し、日本時間の夕方から夜にかけて開催される例が多い中、本会合は日本と時差の少ないASEAN各国との会合であったこともあり、日中の時間帯に開催されました。

例年に比べ今年は、オンラインのため渡航が不要であったこともあり、これまでよりも多くのご登録がありました。各セッションの質疑応答では日本の発達障害者支援の取組みについて各国から積極的な質問が寄せられ、ASEAN各国での関心の高さがうかがえました。また、Zoomの通訳機能を利用した日英同時通訳が行われたほか、ウェビナー機能を利用し、国内からも一般傍聴者が参加しました。

本会合では、その年のテーマに関し積極的に取組んでいる関係施設を訪れる視察も重要なプログラムの1つとして位置づけられています。今年はオンライン開催となったことから、初の試みとして、視察の代わりに、今回のテーマに関連し、発達障害者支援において先進的な取組みを行なっている3施設を紹介する映像を会議の最後に放映しました。短い時間でしたが実際にその施設を視察している感覚を持ってご覧いただけたのではないかと思います。

本会議も無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、今後もより満足度の高い会議運営を提供できるよう努力して参ります。

(東京Y. K.)

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