UNESCO World Conference on Education for Sustainable Development
2014年11月4日(火)~12日(水)の9日間、岡山と名古屋にて「UNESCO World Conference on Education for Sustainable Development」(持続可能な開発のための教育のための教育に関するユネスコ世界会議)及びその関連会合が開催されました。
この関連会議の1つである、「The International Conference on Higher Education for Sustainable Development: Higher Education beyond 2014」(持続可能な開発のための高等教育に関する国際会議~ 2014 年以降の高等教育のあり方 ~)が、名古屋大学豊田講堂 にて11月9日(日)に開催され、併催された学生サミットの参加者を含め、 国内外から合計742名の高等教育の関係者や学生が参加し、持続可能な開発のための高等教育についての熱い議論が繰り広げられました。
この成果は「持続可能な開発のための高等教育に関する名古屋宣言」として採択され、名古屋市で10日~12日に開催された閣僚級会合及び全体会合のとりまとめ会合でも 発表されました。
同閣僚級会合には、国内外から数十名の閣僚を含む約1000人が参加し、開会式には皇太子同妃両殿下もご臨席されました。また、会期中は同会場内や名古屋市内に設けられた展示会場やサイドイベントにおいて、国連各機関や日本の関連省庁、地元自治体、国内外のNGO、教育機関等の取組の紹介が行われる等、様々な関連イベントが開催されました。
前半に岡山市で開催された国連機関、研究者、学校関係者、民間企業、NPO等のステークホルダーや青年による会合期間中も会合参加者向けに様々なイベントが開催され、最終日には世界各国の教育関係者である参加者と地元の小学生が地球の未来について語り合う、微笑ましい場面も見られました。
今回の運営や招聘業務によって少しでも世界各国の教育関係者の方々のお役に立てたのであれば幸いです。
(東京, MT)