インド太平洋国際軍事医学会議2025(IPMHE2025)

2025年12月10日

2025年12月2日(火)から12月5日(金)までの4日間、パシフィコ横浜ノースにおいて「インド太平洋国際軍事医学会議2025 (IPMHE2025)」が開催されました。本会議は防衛省・自衛隊と米インド太平洋軍の共催により開催され、日米を含む22ヵ国から約1,000名の防衛・軍事関係者が集まり、盛況のうちに終了しました。

開会式では、冒頭、陸上自衛隊中央音楽隊による日米の国歌演奏により会場が厳粛な雰囲気に包まれた後、各国代表の紹介や記念撮影へと進み、華やかな会議の幕開けとなりました。本会議は、医学会と政府系国際会議が融合した形式で行われ、両分野にわたる弊社の経験値を存分に発揮することができました。

プログラムには、基調講演や分科会、ポスター発表、ハンズオン、企業展示、レセプション等の多様な企画が盛り込まれ、インド太平洋地域における軍事医学関係者の交流促進に大いに貢献することができました。また、将来を担う防衛医大生150名の参加もあり、熱心にプログラムに参加されている姿が印象的でした。

主催である防衛省・自衛隊及び米インド太平洋軍の皆様方には、準備段階から多岐にわたりご協力いただき、高いチームワークのもと、会期を終えることができました。関係者の皆様のご尽力に、心より御礼申し上げます。

軍事関係者が参加される会議ならではの対応も多く、非常に得難い経験となりました。この経験を今後の同種会議に活かし、より良いご提案と満足度の高い運営につなげてまいります。

   写真出典:防衛省統合幕僚監部 公式X

(東京 NM)

第18回川崎国際環境技術展

2025年11月18日

2025年11月12日(水)~13日(木)の2日間、カルッツかわさきにて「第18回川崎国際環境技術展」が開催されました。今年のテーマは「サーキュラーエコノミーが創造するビジネスの可能性」、まさに長期にわたる川崎市の環境に関する取組みと地元企業の持つ技術を融合し経済を盛り上げていくという、“環境をトリガーにした経済の循環”を目指すものです。

ユニークでニッチな技術を持つ120もの企業が162のブースを出展、合計4,400名もの参加者が集い、成功裏に終了いたしました。

〈川崎市報道発表資料〉
https://www.city.kawasaki.jp/templates/prs/280/0000182290.html

地元消防署楽団によるファンファーレ、司会はかわさきFMアナウンサー、福田市長をはじめ、川崎市商工会議所会頭、川崎市議長や議員によるテープカットという、まさに「地元川崎」尽くしのセレモニーで始まりました。目玉企画の「ビジネスマッチング」は今回も大好評、海外からの参加者と地元企業の商談をはじめ、マッチング会議室に空きがでないほどの賑いをみせました。また、川崎市の将来を担う大学生や高校生も、参加者向けにプレゼンテーションを行ったり、地元企業の講師による環境出前授業を受けたりと、楽しそうに過ごしていました。

弊社は連続して運営業務を受託しましたが、即日廃棄処理となる大型ベニヤ看板をやめてデジタル表示ヘスイッチしたり、視認性の高い受付ブースに変更するなど、前回のアンケートや反省点をもとに改善をはかりました。もし来年度も同業務を受託することになったら、まさにプロデューサーとしての腕の見せ所である「あそこをもっとこうしたい」というアイデアが、すでにいくつも浮かんでいます。

主催の川崎市経済労働局イノベーション推進部、ご協力いただきました関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

(東京KI)

2025 Photonics and Electromagnetics Research Symposium (PIERS 2025 Chiba)

2025年11月12日

2025年11月5日(水)~11月9日(日)の5日間、幕張メッセ 国際会議場において「2025 Photonics and Electromagnetics Research Symposium (PIERS 2025 Chiba)」が開催されました。約50ヵ国から1,600名を超える研究者が集まり、盛会のうちに終了いたしました。

開会式では、天皇陛下の御臨席を賜り、光・電磁波技術のさらなる進展を願うお言葉をいただきました。フォトニクス・電磁波工学の発展は、ICT社会を支えるために極めて重要です。本会議では、電磁界理論、メタマテリアル、光学、アンテナ、リモートセンシング、量子科学技術など多岐にわたる関連分野の研究発表と討論が行われました。

最終日には、市民公開講座と科学体験教室も実施いたしました。電磁波を用いた地震調査方法や天気予報に関する講演に加え、小学生を対象としたラジオ制作教室も行われ、目に見えない電波を市民の皆様や次世代を担う子どもたちが体感する貴重な機会となりました。

主催の先生方、ご協力いただきました関係者の皆様に心より御礼申し上げます。今後も、よりご満足いただける会議運営を目指し、一層努力して参ります。

(北海道HO)

第66回全日本病院学会 in 北海道

2025年10月20日

2025年10月11日(土)・12日(日)、札幌コンベンションセンターにて「第66回全日本病院学会 in 北海道」が開催されました。本学会は、全国各地の病院従事者が一堂に会し、病院の質の向上と社会的使命の遂行に向けて議論や意見交換を行う場となっています。

開会式には、厚生労働省医務技官、日本医師会長、北海道知事、札幌市長(副市長代理出席)、四病協代表として日本医療法人協会会長にご臨席いただき、会場があふれるほど多くの参加者にお集まりいただきました。

今回の学会テーマ「温故知新」にちなんで、次世代を担う高校生にも参加いただきました。懇親会では札幌国際情報高校の SIT バンドにウェルカムミュージックをご演奏いただき、札幌市内高校美術部の皆様には「温故知新」をテーマにした絵画作品を出展いただきました。これらの取り組みは、高校生が医療に触れるきっかけになるとともに、学会の新たな魅力創出にもなりました。

そのほかにも、ワインを飲みながら講演を楽しめるセッションやAI・ロボット展、北海道銘菓で作られたモニュメントを設置したフォトスポットなど、主催者の皆様の思いが随所に感じられる、非常に充実した会となりました。

学会長、実行委員長、実行委員、ワーキンググループ、ご協力いただきました関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

(北海道HS)

CCRI2025(国際放射線諮問委員会)in Fukushima

2025年9月26日

2025年9月15日(月・祝)~19日(金)、ホテル丸屋グランデ(福島県南相馬市)にて、CCRI(Consultative Committee for Ionizing Radiation/国際放射線諮問委員会)が開催されました。本会議は、福島国際研究教育機構(F-REI)の国際的な認知度向上と、福島での国際会議開催を推進する取り組みの一環として実施されました。

会期中は「CCRI第一部会」「F-REI・CCRI国際ワークショップ」「視察ツアー」が行われ、各国の研究者が参加し、一部はハイブリッド形式で議論が進められました。コーヒーブレイクでは日本と福島の銘菓を日替わりで提供し、会議後はホスピタリティエリアの運動スペースやゲーム(黒ひげ危機一髪が特に好評)でリフレッシュする様子が見られました。

9月16日(火)には一般公開の「F-REI・CCRI国際ワークショップ」を開催し、最新の知見共有や市民を交えた議論が行われました。

長期間にわたる会議でも快適にお過ごしいただけるよう環境づくりに努め、参加者の皆さまが笑顔で帰国される姿を拝見し、安堵と喜びを感じています。

今後も国際会議の成功に貢献できるよう取り組んでまいります。

(東北 RM)

IFFS World Congress 2025

2025年5月08日

2025年4月26日から4日間にわたって、東京国際フォーラムでIFFS World Congress 2025/第70回日本生殖医学会学術講演会が開催され、総勢3,000名を超える生殖医療従事者が80以上の国・地域から東京に集い、4日間の充実したディスカッションが繰り広げられました。

今回のテーマはDiversity, Sustainability and Resilience in Reproductive Medicine。生殖医療従事者の方々の不屈の努力と患者の皆様に真摯に向き合う姿を事前準備時から垣間見ることができ、改めて医療の現場・最前線で尽力される皆様に敬意を表したいと思います。

国際本部が推進するMore Joyキャンペーンについてもその由来を知ることができ、感慨深かったです。

事前準備の段階では、参加者が集まるか、多くの途上国からの参加者の査証申請が間に合うか・・・等不安は多くありましたが、予想をはるかに超える参加者を無事に東京にお迎えすることができたこと、また、参加者の方々から笑顔で「素晴らしい会議だった」と言っていただけたことで、数年間の疲れが吹き飛んだ4日間でした。

(東京 MI)

The 22nd ASEAN & Japan High Level Officials Meeting on Caring Societies

2024年12月16日

2024年11月25日(月)~27日(水)に、The 22nd ASEAN & Japan High Level Officials Meeting on Caring Societies(第22回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合)が

「UHC* と「健康な社会づくり」の好循環」をテーマに、完全対面形式で川崎にて開催されました。

本会合は社会福祉・保健医療の分野における緊密な関係をさらに発展させ、また、当該分野における人材育成を強化するため、ASEAN10カ国から社会福祉と保健医療政策を担当するハイレベル行政官、障がい者、高齢者等の雇用政策を担当する行政官を招聘して開催される国際会議です。

今回はASEAN 各国からの参加者や日本国内の有識者と共に、UHC を通じた健康な社会づくりのための支援や政策の在り方についての情報提供と活発な議論が行われました。

2日目には横浜市・川崎市内の福祉施設の視察を行い、日本の社会保障のありかたや行政とのかかわりについて熱心にお話を聞かれているASEAN各国参加者の姿が印象的でした。

本会議を無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、今後もより満足度の高い催事運営を提供できるよう一層努力して参ります。

(東京 KM)

*ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(Universal Health Coverage : UHC)とは、「全ての人が適切な予防、治療、リハビリ等の保健医療サービスを、支払い可能な費用で受けられる状態」を指します。(厚生労働省HPより引用)

ICRP2024(国際放射線防護委員会)in Fukushima

2024年12月11日

2024年11月21日(木)~29日(金)の9日間、福島県にてICRP(国際放射線防護委員会)が開催されました。本活動は、福島国際研究教育機構(F-REI)の国際的知名度の向上かつ創造的復興の中核拠点を目指し、福島県での国際会議開催を支援する活動の一環として行われました。

ICRPの数多くの分科会のうち、今回は2つの委員会が各3日間の会議と視察とで構成され、各国の研究者が来日し、一部来日が困難な委員が参加できるようHybridConvention形式で議論が行われました。長期間の会議のため、集中しやすく過ごしやすい環境を整える他、休憩時のコーヒーブレイク時には日本や福島を代表する銘菓や、ランチの提供方法にも工夫した点が好評で、ホッとしたひとときをお過ごしいただけたのではないかと感じました。

2つの委員会の間の11月25日(月)には、「F-REI・ICRP国際ワークショップ」が一般公開で開催されました。様々な知見が発表されると共に、一般市民を含めたディスカッションが行われました。

重要な議論が交わされる委員の皆さまにとって、長期間でも難なく会議に集中でき、かつ日本・福島をお楽しみいただける環境を整えることができ、参加者の皆さまが笑顔で帰国される姿が印象的で、安堵しております。今後も国際会議の成功に貢献できるよう努めてまいります。

第8回日仏自治体交流会議

2024年12月09日

2024年11月18日(月)~21日(木)、第8回日仏自治体交流会議が「日仏の自治体が抱える共通の課題について議論することを目的に、両国の姉妹都市関係にある自治体及び交流に関心のある全ての自治体を対象とした首長レベルの会議」として静岡市にて開催されました。

今回の静岡会合の全体会では、「社会の大きな力をつなぎ、新たな価値の共創へ」をテーマに、2つのパネルディスカッションを実施、それを受け分科会にて「1.成熟社会における都市の価値と持続可能な経営」、「2.全ての人の参画と連帯」、「3.脱炭素社会の実現と魅力ある地域づくり」につき多くの議論が展開されました。最終日には、成果として日本側 35 自治体とフランス側 19 自治体による「静岡宣言」が採択され、本会議は成功裡に終了いたしました。

本会議を無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、今後もより満足度の高い催事運営を提供できるよう一層努力して参ります。

(東京 YN)

The 8th Asia Pacific Occupational Therapy Congress (APOTC 2024)

2024年12月05日

2024年11月6日~9日 札幌コンベンションセンターにて、The 8th Asia Pacific Occupational Therapy Congress (第8回アジア太平洋作業療法学会)が開催されました。本学会は、アジア太平洋地域の作業療法に関する最大のイベントで、日本では初めての開催でした。

「互いに支えあう地域づくり-持続可能で根拠に基づいた作業療法-」のテーマのもと、基調講演、シンポジウムをはじめ、口演発表やポスター会場にて、さまざまな経験を持つ作業療法士が、お互いの経験と知識と技術を共有する機会がもたれました。最終日には、世界作業療法士連盟のSamantha Shann会長による講演が行われ、11月9日・10日に開催された第58回日本作業療法学会(札幌)の参加者も聴講し、大盛況でした。その他、多彩なワークショップ、学生フォーラム、日本文化体験も開催されました。また、18歳以下の来場者の講演会場の入場許可や託児サービスの充実により、親子で学会にご参加される姿も多く見られました。

本学会を無事に終了できましたのは、誘致活動から当日まで、長年にわたる関係者の皆様のご尽力の賜物と感じております。会期中は、参加者の皆様の笑顔が大変印象的でした。本学会開催をサポートさせていただけたことに深く感謝し、この経験を生かして、今後より満足度の高い運営を行えるよう日々努めてまいります。

(北海道 MO)

GEA International Conference 2024

2024年11月19日

2024年10月、GEA International Conference 2024(GEA国際会議2024)が「脱炭素と SDGs を同時に実現する施策の推進~気候変動、生物多様性の損失及び汚染の3つの危機克服を目指して~」をテーマに、2会合ぶりに完全対面形式で、都内で開催されました。

本会合は地球規模の環境問題の解決に向けた取り組みに携わる、世界のトップレベルの研究機関や国際機関の専門家や産業界、NGO、政府関係者を中心とする国内外の有識者を、東京にお招きして開催される国際会議です。

今回のGEA国際会議2024は、基調講演者に気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議長のジム・スキー卿・教授を迎え、全体会合では「脱炭素社会に向けた戦略的取組」、「生物多様性の損失への対処」、「海洋プラスチック汚染問題への対応」、「各種対策のシナジー(相乗効果)とトレードオフ」という4つの幅広い環境問題を議題とし、取組事例の発表の後、活発な議論が展開されました。

開会式には例年通り、天皇皇后両陛下の御臨席を賜り、石破総理大臣及び環境大臣も参加されました。今回は選挙の影響により直前まで参加者の変更が想定されたことから、それをふまえた準備を進め、直前の変更にも柔軟に対応することができました。

今回の経験を活かし、会議の特徴や背景も配慮した準備を行い、主催者にも参加者の皆様にも満足いただける会議の場を提供できるよう、今後も精進して参ります。

(東京TY)

2nd joint meeting of Tri-Head and Neck Society 2024

2024年9月30日

2024年9月19日(木)~20日(金)の2日間、大阪にて、2nd joint meeting of Tri-Head and Neck Society 2024(第2回日台韓合同頭頸部外科学会)が開催されました。

本会は日本・台湾・韓国の頭頸部外科学会の合同学会として開催され、2022年に第1回が韓国・ソウルにて開催されました。その際はコロナ禍のため日本・台湾はweb開催となりましたが、今回初めて現地のみでの開催となりました。

各国の理事長、理事を始めとした頭頸部外科を代表するリーダーたちが集い、最新の頭頸部癌治療について基礎研究や臨床試験を含め情報交換する場として、頭頸部癌に関する幅広い議論が繰り広げられました。

また前日には、観光庁主催「魅力向上実証事業」の一環として、大阪城公園での呈茶体験、櫓ツアー、大阪迎賓館でのパーティーが開催されました。

会議の参加者を対象に開催され、日本の文化、伝統の魅力を感じて頂く場となりました。

主催者及び参加者に関わる多くの方々のご尽力により、無事に終了することが出来ました。

この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

今後とも、満足度の高い学会運営を提供できるよう精進してまいります。

(京都KF)

IUPAB 2024

2024年7月09日

2024年6月24日(月)~28日(金)の5日間、国立京都国際会館にて、IUPAB 2024 ( 21st IUPAB & 62nd BSJ JOINT CONGRESS 2024 ) が開催されました。 日本での開催は、1978年の京都大会に続き46年を経て2回目となり、約52カ国・1,900名が現地に集まり、成功裡に終了しました。

本会議では、“Rocking out Biophysics”(=存概念をゆるがし、新しい生物物理を生み出そう)をテーマとし、各シンポジウムやポスター会場において活気溢れる雰囲気の中、活発な議論が行われました。また、David Baker博士をはじめ、Feng Zhang博士や安藤敏夫博士など、世界的に著名な招待者によるセッションは、立見が出るほどの大盛況でした。その他、教育プログラムや市民公開講座等も開催され、若手や一般市民も含めた広い層に対してアプローチが行われました。

最終日の閉会式では、大変僭越ながら大会長より壇上にてお花と感謝のお言葉をいただき、大変光栄でした。会の成功は、ひとえに関係者全員のご尽力と先生方の創造的なアイデアのおかげだと思っておりますので、本イベントを無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、今後も様々な分野における国際会議の成功に貢献できるよう精進して参ります。

(東京 MR)

IPM 2024 Summer(International Participants Meeting 2024 Summer)

2024年7月01日

2024年6月25日~26日、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会主催の「IPM 2024 Summer(International Participants Meeting 2024 Summer)」が開催、参加を表明している約160の国や地域、国際機関より600名を超える人々が現地で参加しました。当日は、ライブ配信も行いパビリオン出展に係る各種情報の提供を行いました。セッションでの質疑応答の他、会場各所に設置した面談スペースでの個別相談も活発に行われ開催に向けての熱量を感じる会場風景でした。

機運醸成と参加者交流の場としてテーマ事業プロデューサーによる参加者交流セッションを実施、開催地の魅力をPRする展示エリアには大阪府・市、奈良県の他、20を超えるブースが設置され、参加者が交流や展示を楽しむ姿も印象に残っています。

本会は主催者・参加者に関わる国内外の多くの方々のご協力により無事に終了することができました。この場を借りて深く御礼申し上げます。今後も万博の開催に向け鋭意取り組んで参ります。

Tokyo AMR One- Health Conference

2024年3月08日

2024年2月28日、厚生労働省主催の「Tokyo AMR One- Health Conference」が開催されました。本会議は、国際連合食糧農業機関(FAO)、国際獣疫事務局(WOAH)、国連環境計画(UNEP)、世界保健機関南東アジア及び西太平洋地域事務局(WHO)の支援のもと開催され、世界33ヵ国・機関から約200名のオンライン参加者が集まり、浜松町コンベンションホール & Hybrid スタジオを配信拠点として、ハイブリッド形式にて実施されました。

主にアジア太平洋地域の保健省、農水省、環境省などの局長級職員、研究者、医療関係者、関係機関の AMR 担当者などが、専門知識や経験を共有し、実り多い議論が行われました。また後半では、4 つの ASPIRE ワーキンググループの 戦略についてワーキンググループも実施され、活発な議論が行われました。

本会議を無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、今後もより満足度の高い催事運営を提供できるよう一層努力して参ります。

                                                                                                                (東京 MR)

ICAPS 2024

2024年2月20日

2024年2月9日~11日にかけて、京王プラザホテル東京にて、安全な麻酔のための国際会議2024(The International Conference on Anesthesia Patient Safety 2024: ICAPS 2024)が開催されました。

本会議は、日本麻酔科学会(JSA)・日本麻酔科医会連合(JFA)、米国麻酔患者安全財団(APSF)・米国麻酔科学会(ASA)が主催団体となり安全な麻酔について議論する第1回目の会議として開催されました。

全てのセッションで日英同時通訳・ライブ配信をご用意し、参加者の皆様にも充実した3日間をお過ごしいただきました。

企業展示では、スタンプラリーの実施や、全国の銘菓を楽しんでいただく企画も行い、盛況のうちに終了しました。

(東京 NH)

コスモス国際賞30回記念のつどい・シンポジウム

2023年12月25日

2023年11月14日(火)、公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会主催「コスモス国際賞30回記念のつどい・シンポジウム」が国際連合大学にて、HybridConvention®形式にて開催されました。

本シンポジウムは、天皇皇后両陛下の御臨席を賜り、「近年、地球温暖化に起因する気候変動、生物多様性の損失などの国際的な課題が深刻さを増しています。また、この3年あまりの間、新型コロナウイルス感染症が人類社会に大きな影響を及ぼしました。このような時にあって、私(わたくし)たちはより広い見識の下(もと)、多くの地球規模の課題の克服に努めなければなりません」とおことばを述べられました。

本年度コスモス国際賞を受賞されたアメリカのノートルダム大学の名誉教授、クリスティン・シュレイダー=フレシェット博士の来日は叶わなかったものの、海外からは過去の受賞者3名にご出席いただきました。

本イベントを無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、今後も主催者様、参加者の方により満足度の高い運営を提供できるよう一層努力して参ります。

(東京 YH)

第24回日韓中三カ国環境大臣会合(TEMM24)

2023年12月04日

2023年11月3日(金・祝)~4日(土)の2日間、名古屋コンベンションホール & Hybrid スタジオにて、第24回日韓中三カ国環境大臣会合(TEMM24)が開催されました。日本の伊藤信太郎環境大臣が議長を務め、4年ぶりに対面で開催され、三カ国から約280名が参加されました。

本会合では、気候変動、大気汚染対策、生物多様性、プラスチック汚染対策など多方面の分野における今後の三カ国の環境協力について意見交換が行われ、最後に共同コミュニケが採択されました。また、中国及び韓国との二国間会談では、直近の東アジア地域及び各国の環境課題を下に、環境分野における協力の一層の促進に向けた議論が行われました。
環境課題への対策を議論する国際会議の運営に関わることができたことを光栄に思っております。

また、本件では会場及び運営の両面で会合の安全に貢献したことに対し、愛知県警様からも感謝状を頂きました。

今後も様々な分野の重要な会合の成功に貢献できるよう精進して参ります。

(東京 MR)

第2回Y-SHIPコンベンション(Y-SHIP 2023)

2023年11月29日

2023年11月13日(月)~15日(水)の3日間、パシフィコ横浜ノースにて、第2回Y-SHIPコンベンションが開催されました。HybridConvention™形式で実施し、約45ヵ国・地域より約2,700名以上の参加者が集まりました。

本会議では、GX、SDGs、次世代育成などをテーマとした約30のセッション、国内外の企業や各国大使館によるブース出展が行われました。15日には、横浜市長とバンコク都知事によって「アジアの脱炭素化に向けた共同宣言」が発表され、延べ30以上の国・都市が参加しました。その他、海外スタートアップ企業や横浜市内で活躍する企業、横浜グローバル・パートナーシップ大使であるアレックス・ラミレス氏、高校生や大学生など、国内外を問わず、2日間を通して150名以上が登壇しました。

一般参加者も様々な方が集まり、GX分野やグローバルな話題への関心の高さがうかがえる、活気あふれる国際コンベンションとなりました。

横浜市は、2027年に横浜国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)の開催を控えています。国際都市として発展を続ける横浜における国際会議運営を、今後もサポートできるよう、一層努力して参ります。

(東京 YM)

第17回岩石-水相互作用国際会議/第14回応用同位体地球化学国際会議

2023年9月20日

(Water-Rock Interaction WRI-17/ Applied Isotope Geochemistry AIG-14)

2023年8月18日(木)~22日(火)の5日間、仙台国際センターにて、WRI-17/AIG-14が開催されました。WRI は、岩石と水の相互作用に関わる研究の発表・討論の場として、日本では2回目・40年ぶりに開催され、世界24カ国から約400名の参加者が集まりました。

会期中は、5つの分野によるセッションが開催され、各国の研究者による活発な議論が展開されました。また、日本文化を知っていただくための同伴者プログラムとして、折り紙、書道、お抹茶体験などが企画されました。なかでも、数種類の木材から好みのものを選んで作る「マイ箸づくり」は大変好評で、制作中の皆さんの集中力の高さに感激する光景でした。

20日には、松島方面、蔵王方面、中尊寺と猊鼻渓方面(岩手)3コースの日帰りエクスカーション、終了後の23日からは、東北大学次世代放射光施設「ナノテラス」見学会、福島第一原子力発電所見学ツアー、箱根・富士山ツアーの3つのポストコングレスが開催され、観光のみならず、最先端の研究や、歴史・ジオパークをテーマにした充実の内容となりました。

本会議は2019年に誘致が決まり、当初2021年開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、2年延期されました。開催前から参加者の期待が高く、現地では再会を喜ぶシーンが大変印象的でした。そして、東北大学の先生方、多数の留学生を含む学生の皆様、仙台観光国際協会とそのボランティアスタッフの皆様の多大なご協力により無事に終了することができました。今回ご尽力された若手の先生方が、将来3回目の日本開催を実現してくださることを期待いたします。

(仙台 MO)