The 2020 Yokohama Sport Conference
2020横浜スポーツ学術会議
2020年9月8日(火)から22日(火)の15日間、2020横浜スポーツ学術会議がオンラインで開催されました。この国際会議はオリンピックの開催年に開催国で行われ、スポーツ、体育、身体活動の専門家が一堂に会し、意見を交わす会議です。しかし、今年は新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、東京オリンピック・パラリンピック競技大会は2021年に延期になりましたが、本会議は当初9月8日から11日の日程での横浜開催を変更し、完全オンラインで行いました。
セッションの基本は収録もしくはデータ閲覧でのオンライン開催のみを想定していましたが、国際本部や国内組織委員会の強い希望で、国際本部と組織委員会の特別セッション、スポーツ庁長官とWHOの対談式公開講座の2本をライブ配信で行いました。会議は基本的に公用語を英語としていましたが、この2つのセッションについては東京のスタジオから日本語・英語の同時通訳を入れました。オンサイトさながらの臨場感が生まれ、主催者様からも感動したとの感想を頂きました。
また、その後基調講演と海外講師による市民公開講座も日本語・英語での配信を行い、多くの方に視聴頂くことができました。
今回の会議では、会期を延長したこともあり、40数カ国から2000名を超える参加者を得ました。オンラインで発表と意見交換を行い、新たな国際会議の有り方や、オンラインであっても専門家同士の交流やネットワーキングが可能であることを改めて確認することができました。
今回のコロナ禍をきっかけに、今後はオンラインやハイブリッド形式での会議開催が多くなってくるかと思いますが、新たな形式を常に模索し、主催者だけでなく参加者に満足いただけるよう、会議の成功に貢献していきたいと思います。
(東京N.S.)
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