APSRAF-30(第30回アジア・太平洋地域宇宙機関会議)
2024年12月12日2024年11月26日(火)~29日(金)の4日間、オーストラリア宇宙庁(ASA)、文部科学省(MEXT)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の共催により、APSRAF-30(第30回アジア・太平洋地域宇宙機関会議)がオーストラリア・パースのCrown Towers HotelにてHybridConvention™形式で開催されました。今回は記念すべき第30回目として、Indo-Pacific Space & Earth Conference 2024 (IPSEC 2024) と合同開催され、各国の宇宙機関や行政機関をはじめ、国際機関、民間セクター、大学・研究所など様々な組織から約30カ国・地域約500名が参加し、成功裡に終了しました。
フォーラム前半では、5つの分科会(SAWG:社会便益のための衛星利用分科会、SCWG:宇宙能力向上分科会、 SE4AWG:宇宙教育for All分科会、SFWG:宇宙フロンティア分科会、SPLWG:宇宙法政策分科会)および、宇宙産業ワークショップ(SIWS)において活動発表や情報交換が行われました。後半では本会合が開催され、各国から今後の地域協力の促進に向け活発な議論が行われ、最後には共同声明と今後のビジョンが発表されました。
上記以外にも、現地大学研究所へのテクニカルツアーや子供たちを対象とした宇宙への夢を描くポスターコンテスト等も開催され、幅広い層の方々が参加されました。レセプションではコアラとの触れ合いコーナーも設置され、オーストラリア開催らしいおもてなしの一面も見えました。
本フォーラムを無事に終えられたことをご協力頂いた関係各位の皆様に感謝するとともに、今回の海外開催の運営サポート経験を活かし、今後もより満足度の高い会議運営を提供できるよう一層努力して参ります。
(東京 RM)