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第17回世界湖沼会議(いばらき霞ヶ浦2018)

2018年11月11日

10月15日(月)から10月19日(金)の5日間、つくば国際会議場にて「第17回世界湖沼会議(いばらき霞ヶ浦2018)」が開催されました。世界の湖沼及び湖沼流域で起きている多種多様な環境問題やそれらの解決に向けた取組についての議論や意見交換の場となっています。日本での開催は2001年(滋賀県)に続いて4回目となり、今年は約50ヶ国から研究者・行政担当官・NGO・学生・市民等約5,500人が参加しました。

本会議前日の14日(日)には「学生会議」が行われ、41の小・中・高校生の団体が研究・取組の成果を発表すると共に、活発なディスカッションが繰り広げられました。

会議初日の15日には開会式が開かれ、ご臨席いただいた秋篠宮様がお言葉を述べられたほか、来賓祝辞、学生会議からの統括報告等が行われました。
開会式後の15日午後から18日にかけて、基調講演・霞ヶ浦セッション・湖沼セッション・分科会などのプログラムが設けられ、湖沼流域での活動内容や持続可能な生態系サービスについて市民、行政担当者、研究者等が討議しました。

その他各プログラムと並行して展示会が開催され、企業や研究機関等42団体が出展し、それぞれの先進的実例や取組内容について周知する場となりました。

今回印象的だったのは、国内外の参加者に加え、多くの茨城県民の方が参加されたことです。自分たちが生活する地域の課題について多くの方が関心を抱いていることを実感しました。本会議は、そうした方々が研究者や行政の発表を通して地域への理解を深める貴重な機会になったのではないかと思います。

今回このような国際会議の運営に関わることができたことを光栄に思うと同時に、今後も様々な会議の成功に貢献できるよう精進して参ります。

当日の様子は会議HPのデイリーレポート(http://www.wlc17ibaraki.jp/)をご覧ください。

(東京MO)