外務省主催第15回日本国際漫画賞授賞式
3月4日、東京コンベンションホールにおいて第15回日本国際漫画賞授賞式がHybrid Convention™ 形式で開催されました。
第15回を迎える今回は、76の国・地域から過去最多となる483作品の応募があり、最優秀賞1作品(オランダ)、優秀賞3作品(ウクライナ、スペイン、台湾)を含む受賞14作品が選ばれました。
セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使にも御臨席賜り、海外からオンラインで参加した最優秀賞及び優秀賞の受賞者に対して、鈴木貴子外務副大臣から賞状が、里中満智子審査委員長からトロフィーがそれぞれ授与されました。
鈴木貴子副大臣は挨拶の中で、日本の漫画は、戦後の平和な生活の中で自由な表現活動への渇望と共に大きく花開いていったものであり、節目の第15回日本国際漫画賞で、今一度、平和を思う心を呼び覚まし、そして新たな創造を促していく旨述べられました。
また、里中審査委員長からは、「漫画に国境はない。素晴らしい物語、心を打つ言葉、理解を促す絵、それらを訴えるキャラクターがあれば、それで世界は一つになれると信じている。世界が共感の絆で結ばれるよう祈っている。」との言葉がありました。
なお、残念ながらウクライナの受賞者は、今回の授賞式への参加を辞退され、「私たちは大丈夫です。心配ありがとう。戦争がすぐに終わってまた漫画が描けると信じています」と、外務省にメッセージが寄せられました。
受賞された皆様、おめでとうございます。
一日も早くウクライナの平和が回復しますことをお祈り申し上げます。
(リンク)第15回日本国際漫画賞ホームページ
https://www.manga-award.mofa.go.jp/
(リンク)外務省 報道発表
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000746.html
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