第4回アジア・太平洋水サミット
2022年4月23日(土)、24日(日)の2日間にわたり、熊本市の熊本城ホールにて「第4回アジア・太平洋水サミット」が開催されました。弊社では2007年に大分県別府市で開催された「第1回アジア・太平洋水サミット」に続き15年ぶりの日本開催となった本サミットにおいても、新型コロナウィルス感染症対策の中での初の大規模な国際会議の運営全般に携わる機会を得られましたこと、大変光栄に存じます。
アジア・太平洋水サミットは、アジア・太平洋地域諸国における水問題の解決を目的とし、各国政府首脳級及び国際機関代表等を招き、幅広い視点から議論を行う国際会議です。開会式では第1回に引き続き天皇皇后両陛下にオンラインでご臨席を賜り、天皇陛下からはお言葉、記念講演を賜りました。また、開催会場の熊本城ホールでは、岸田内閣総理大臣、斉藤国土交通大臣、大西熊本市長をはじめ、海外の首脳級、大臣級の方々にも登壇いただき、オンラインとリアルを合わせたハイブリッド形式で開催されました。開閉会式では、国内外のユースによる開閉宣言を行い、世代を超えて水問題に取り組む姿勢を発信しました。その他、首脳級会合、統合セッションなど、全25以上のプログラムを準備し、アフターコロナの世界におけるSDGsの達成に向けた水問題の議論が活発になされたほか、首脳級の決意表明である「熊本宣言」を始めとする成果がとりまとめられ、「水の国くまもと」を強くアピールするものとなりました。またアジア太平洋地域との協力関係強化のため、サミット開催期間中に、各国政府要人間の二国間会談等も行われました。
弊社は、第1回アジア・太平洋水サミットから引き続き、今回の第4回サミットの運営にも全般的に携わらせていただきました。新型コロナウィルス感染症の影響で、二度に渡る延期や開催形態の度重なる変更など、困難な点も多くありましたが、最終的には、感染症対策を万全にとりつつ、オンラインやビデオメッセージ参加を含め30を超す国から5,000名以上にご参加いただき、成功裏に終了しました。
(東京 HM)