The 34th International Conference on Photonic, Electronic and Atomic Collisions (ICPEAC2025)

2025年8月20日

2025年7月29日(火)~8月5日(火)、札幌コンベンションセンターにて、ICPEAC2025(第34回光子電子原子衝突に関する国際会議)が開催されました。本会議は、光子、電子、原子、イオンなどの衝突過程の物理学研究を主軸とし、天体物理学、プラズマ物理学、量子情報科学、ナノテクノロジー、医学物理学など多岐にわたる応用分野につながっています。約40ヵ国から550名を超える研究者が集まり、盛会のうちに終了いたしました。

会期中の札幌は比較的涼やかな気候に恵まれましたが、対照的に会場内では熱気あふれる議論が繰り広げられ、皆様がとても真摯に参加されている様子が印象的でした。また、ソーシャルイベントでは、北海道の文化と食を楽しんでいただきました。Welcome Receptionではよさこい演舞とともに北海道の地酒やワインを、Conference Dinnerではサッポロビールとジンギスカンを堪能いただき、好評をいただきました。

市民公開講演会も2日間にわたり開催しました。梶田隆章先生(ノーベル物理学賞受賞者)には、宇宙観測と今後解き明かされる宇宙の謎について、北原モコットゥナㇱ先生(北海道大学)には、アイヌ文化と多様性についてお話しいただきました。日英同時通訳を設けたことで海外からの参加者も多く聴講され、活発な質疑応答が行われました。

最終日には、大変光栄なことに、組織委員長から運営事務局へ感謝のお言葉と花束を頂戴しました。本会議の開催にあたり、誘致から当日まで多大なるご尽力をいただいた先生方、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。今後も、より満足いただける会議運営を目指し、努めてまいります。

(北海道 MH)

ISPSD2025 KUMAMOTO

2025年6月18日

《熱気に包まれた5日間》

6月1日から5日にかけて、熊本城ホールにて世界的な半導体技術の会議、「ISPSD2025 KUMAMOTO(The 37th International Symposium on Power Semiconductor Devices and ICs)」が開催されました。今年は「半導体の街・熊本」ということで注目度も高く、過去最多の来場者数を記録し、大盛況のうちに幕を閉じました。

会場内では、あの大人気ご当地キャラクター「くまモン」のぬいぐるみがあちこちに登場。参加者たちが笑顔で記念撮影を楽しむ姿があふれ、国際会議ながらもどこか温かみのある雰囲気が印象的でした。

ISPSDは毎年開催される国際会議で、来年はアメリカ・ラスベガスへと舞台を移します。技術革新が目まぐるしい半導体の世界では、次々と新しい技術が生まれており、私たちの生活ともより密接な関係を持つようになってきました。

今年のISPSDではその最先端を垣間見ることができ、半導体の未来がますます楽しみになる会議でした。

(福岡 NM)

ISEM2025

2025年5月29日

2025年5月15日(木)~17日(土)にかけて、ホテル日航金沢にて“The 17th Congress of The International Society for Experimental Microsurgery (ISEM2025)”が開催されました。金沢での開催は1994年以来31年ぶりの開催となりました。

テーマを「Future for Microsurgical Technology」とし、基礎医学から臨床医学までの融合により、マイクロサージャリーの更なる技術革新を期待して約2年前より告知・広報活動を行い、過去最多の演題応募をいただくことが出来ました。当日は、若手研究者からベテラン医師まで、国内外から150名を超える参加者が集まり、会場内外で熱い議論が交わされました。

また、おもてなしの企画として実施した、金沢(金箔)と日本の伝統を楽しんでいただく呈茶も好評をいただき、Welcome PartyやGala Dinnerでは日本の食文化も堪能していただきました。

理事の中に60歳を迎える先生がいらしたため、日本の「還暦祝い」として、赤いちゃんちゃんこと誕生日ケーキを用意し、サプライズでお祝いしたことも印象深いイベントでした。

主催の先生方をはじめ、ご協力いただきました関係各所に感謝申し上げるとともに、今後も国内外の会議で参加者の満足度を高める取り組みを進めてまいります。

(北陸 SS)

ISHR2025 NARA

2025年5月22日

2025年5月11日(日)~14日(水)の4日間、奈良県コンベンションセンターにてISHR2025 NARA(第25回国際心臓研究学会世界大会)が開催されました。本大会は、国際心臓研究学会(ISHR)が3年に一度開催する国際会議であり、心臓をはじめとする循環器疾患の研究に従事する臨床医、基礎研究者、若手研究者など、約50の国と地域から約1,100名が参加しました。

「Heritage and Innovation in Cardiovascular Research」をテーマに、完全現地開催にて実施されました。多くの若手研究者が集い、熱心にメモを取る様子も見受けられ、本分野のさらなる発展への期待が高まる大会となりました。特にポスター発表では、予想を上回る多数の演題応募があり、ディスカッションの時間には活発な発表と意見交換が行われ盛り上がりました。

また、会期中は天候にも恵まれ、多くの参加者が奈良の観光も楽しまれました。ソーシャルイベントでは、ご当地マスコットキャラクターのせんとくんの登場や、高速餅つきなど日本文化を体験できる催しも行われ、国際色豊かな交流の場となりました。
個人的には、本大会の運営に関われたことは、医学・学術の発展を支える一助となるとともに、今後の会議運営に向けたモチベーションを高める非常に貴重な機会となりました。

本大会の誘致から当日の運営に至るまでお尽力いただきました先生方・関係各位の皆様に感謝するとともに、今回の経験を活かし、今後はより一層満足度の高い会議運営を目指して努力して参ります。


(東京 MI)

IFFS World Congress 2025

2025年5月08日

2025年4月26日から4日間にわたって、東京国際フォーラムでIFFS World Congress 2025/第70回日本生殖医学会学術講演会が開催され、総勢3,000名を超える生殖医療従事者が80以上の国・地域から東京に集い、4日間の充実したディスカッションが繰り広げられました。

今回のテーマはDiversity, Sustainability and Resilience in Reproductive Medicine。生殖医療従事者の方々の不屈の努力と患者の皆様に真摯に向き合う姿を事前準備時から垣間見ることができ、改めて医療の現場・最前線で尽力される皆様に敬意を表したいと思います。

国際本部が推進するMore Joyキャンペーンについてもその由来を知ることができ、感慨深かったです。

事前準備の段階では、参加者が集まるか、多くの途上国からの参加者の査証申請が間に合うか・・・等不安は多くありましたが、予想をはるかに超える参加者を無事に東京にお迎えすることができたこと、また、参加者の方々から笑顔で「素晴らしい会議だった」と言っていただけたことで、数年間の疲れが吹き飛んだ4日間でした。

(東京 MI)

62nd Asia Pacific Privacy Authorities (APPA) Forum

2024年12月17日

2024年11月26日(火)~27日(水)の2日間、東京都内にて62nd Asia Pacific Privacy Authorities (APPA) Forum(第62回アジア太平洋プライバシー機関(APPA)フォーラム)が開催されました。年に2回開催される本会議は、2019年の第51回以来5年ぶりに日本が議長国となり、アジア太平洋地域のデータ保護・プライバシー執行機関を始めとする18か国・地域・機関が参加されました。

本フォーラムは2024年11月の最終週に開催された「Japan Privacy Week」の一環として開催され、アジア太平洋地域のプライバシー保護に関する法制度や執行状況等に関する情報交換が行われました。データ保護・プライバシー執行機関の他、学界・有識者、企業関係者等も招いたプレゼンテーションやパネルディスカッションもあり、個人情報保護及びプライバシーの分野における取組が幅広く共有されました。

併催行事として、2日目の午後には個人情報保護委員会主催第62回APPAフォーラムサイドイベントが開催されました。信頼性のある自由なデータ流通(DFFT:Data Free Flow with Trust)やデジタル時代における個人情報の利活用と保護について、国内外のデータ保護機関関係者や学界・有識者、企業関係者等による基調講演やパネルディスカッションが行われました。

(東京 MY)

The 22nd ASEAN & Japan High Level Officials Meeting on Caring Societies

2024年12月16日

2024年11月25日(月)~27日(水)に、The 22nd ASEAN & Japan High Level Officials Meeting on Caring Societies(第22回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合)が

「UHC* と「健康な社会づくり」の好循環」をテーマに、完全対面形式で川崎にて開催されました。

本会合は社会福祉・保健医療の分野における緊密な関係をさらに発展させ、また、当該分野における人材育成を強化するため、ASEAN10カ国から社会福祉と保健医療政策を担当するハイレベル行政官、障がい者、高齢者等の雇用政策を担当する行政官を招聘して開催される国際会議です。

今回はASEAN 各国からの参加者や日本国内の有識者と共に、UHC を通じた健康な社会づくりのための支援や政策の在り方についての情報提供と活発な議論が行われました。

2日目には横浜市・川崎市内の福祉施設の視察を行い、日本の社会保障のありかたや行政とのかかわりについて熱心にお話を聞かれているASEAN各国参加者の姿が印象的でした。

本会議を無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、今後もより満足度の高い催事運営を提供できるよう一層努力して参ります。

(東京 KM)

*ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(Universal Health Coverage : UHC)とは、「全ての人が適切な予防、治療、リハビリ等の保健医療サービスを、支払い可能な費用で受けられる状態」を指します。(厚生労働省HPより引用)

APRSAF-30

2024年12月13日

2024年11月26日(火)~29日(金)の4日間、オーストラリア宇宙庁(ASA)、文部科学省(MEXT)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の共催により、APRSAF-30(第30回アジア・太平洋地域宇宙機関会議)がオーストラリア・パースのCrown Towers HotelにてHybridConvention™形式で開催されました。今回は記念すべき第30回目として、Indo-Pacific Space & Earth Conference 2024 (IPSEC 2024) と合同開催され、各国の宇宙機関や行政機関をはじめ、国際機関、民間セクター、大学・研究所など様々な組織から約30カ国・地域約500名が参加し、成功裡に終了しました。

フォーラム前半では、5つの分科会(SAWG:社会便益のための衛星利用分科会、SCWG:宇宙能力向上分科会、 SE4AWG:宇宙教育for All分科会、SFWG:宇宙フロンティア分科会、SPLWG:宇宙法政策分科会)および、宇宙産業ワークショップ(SIWS)において活動発表や情報交換が行われました。後半では本会合が開催され、各国から今後の地域協力の促進に向け活発な議論が行われ、最後には共同声明と今後のビジョンが発表されました。
上記以外にも、現地大学研究所へのテクニカルツアーや子供たちを対象とした宇宙への夢を描くポスターコンテスト等も開催され、幅広い層の方々が参加されました。レセプションではコアラとの触れ合いコーナーも設置され、オーストラリア開催らしいおもてなしの一面も見えました。

本フォーラムを無事に終えられたことをご協力頂いた関係各位の皆様に感謝するとともに、今回の海外開催の運営サポート経験を活かし、今後もより満足度の高い会議運営を提供できるよう一層努力して参ります。

(東京 RM)

ICRP2024(国際放射線防護委員会)in Fukushima

2024年12月11日

2024年11月21日(木)~29日(金)の9日間、福島県にてICRP(国際放射線防護委員会)が開催されました。本活動は、福島国際研究教育機構(F-REI)の国際的知名度の向上かつ創造的復興の中核拠点を目指し、福島県での国際会議開催を支援する活動の一環として行われました。

ICRPの数多くの分科会のうち、今回は2つの委員会が各3日間の会議と視察とで構成され、各国の研究者が来日し、一部来日が困難な委員が参加できるようHybridConvention形式で議論が行われました。長期間の会議のため、集中しやすく過ごしやすい環境を整える他、休憩時のコーヒーブレイク時には日本や福島を代表する銘菓や、ランチの提供方法にも工夫した点が好評で、ホッとしたひとときをお過ごしいただけたのではないかと感じました。

2つの委員会の間の11月25日(月)には、「F-REI・ICRP国際ワークショップ」が一般公開で開催されました。様々な知見が発表されると共に、一般市民を含めたディスカッションが行われました。

重要な議論が交わされる委員の皆さまにとって、長期間でも難なく会議に集中でき、かつ日本・福島をお楽しみいただける環境を整えることができ、参加者の皆さまが笑顔で帰国される姿が印象的で、安堵しております。今後も国際会議の成功に貢献できるよう努めてまいります。

第8回日仏自治体交流会議

2024年12月09日

2024年11月18日(月)~21日(木)、第8回日仏自治体交流会議が「日仏の自治体が抱える共通の課題について議論することを目的に、両国の姉妹都市関係にある自治体及び交流に関心のある全ての自治体を対象とした首長レベルの会議」として静岡市にて開催されました。

今回の静岡会合の全体会では、「社会の大きな力をつなぎ、新たな価値の共創へ」をテーマに、2つのパネルディスカッションを実施、それを受け分科会にて「1.成熟社会における都市の価値と持続可能な経営」、「2.全ての人の参画と連帯」、「3.脱炭素社会の実現と魅力ある地域づくり」につき多くの議論が展開されました。最終日には、成果として日本側 35 自治体とフランス側 19 自治体による「静岡宣言」が採択され、本会議は成功裡に終了いたしました。

本会議を無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、今後もより満足度の高い催事運営を提供できるよう一層努力して参ります。

(東京 YN)

The 8th Asia Pacific Occupational Therapy Congress (APOTC 2024)

2024年12月05日

2024年11月6日~9日 札幌コンベンションセンターにて、The 8th Asia Pacific Occupational Therapy Congress (第8回アジア太平洋作業療法学会)が開催されました。本学会は、アジア太平洋地域の作業療法に関する最大のイベントで、日本では初めての開催でした。

「互いに支えあう地域づくり-持続可能で根拠に基づいた作業療法-」のテーマのもと、基調講演、シンポジウムをはじめ、口演発表やポスター会場にて、さまざまな経験を持つ作業療法士が、お互いの経験と知識と技術を共有する機会がもたれました。最終日には、世界作業療法士連盟のSamantha Shann会長による講演が行われ、11月9日・10日に開催された第58回日本作業療法学会(札幌)の参加者も聴講し、大盛況でした。その他、多彩なワークショップ、学生フォーラム、日本文化体験も開催されました。また、18歳以下の来場者の講演会場の入場許可や託児サービスの充実により、親子で学会にご参加される姿も多く見られました。

本学会を無事に終了できましたのは、誘致活動から当日まで、長年にわたる関係者の皆様のご尽力の賜物と感じております。会期中は、参加者の皆様の笑顔が大変印象的でした。本学会開催をサポートさせていただけたことに深く感謝し、この経験を生かして、今後より満足度の高い運営を行えるよう日々努めてまいります。

(北海道 MO)

GEA International Conference 2024

2024年11月19日

2024年10月、GEA International Conference 2024(GEA国際会議2024)が「脱炭素と SDGs を同時に実現する施策の推進~気候変動、生物多様性の損失及び汚染の3つの危機克服を目指して~」をテーマに、2会合ぶりに完全対面形式で、都内で開催されました。

本会合は地球規模の環境問題の解決に向けた取り組みに携わる、世界のトップレベルの研究機関や国際機関の専門家や産業界、NGO、政府関係者を中心とする国内外の有識者を、東京にお招きして開催される国際会議です。

今回のGEA国際会議2024は、基調講演者に気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議長のジム・スキー卿・教授を迎え、全体会合では「脱炭素社会に向けた戦略的取組」、「生物多様性の損失への対処」、「海洋プラスチック汚染問題への対応」、「各種対策のシナジー(相乗効果)とトレードオフ」という4つの幅広い環境問題を議題とし、取組事例の発表の後、活発な議論が展開されました。

開会式には例年通り、天皇皇后両陛下の御臨席を賜り、石破総理大臣及び環境大臣も参加されました。今回は選挙の影響により直前まで参加者の変更が想定されたことから、それをふまえた準備を進め、直前の変更にも柔軟に対応することができました。

今回の経験を活かし、会議の特徴や背景も配慮した準備を行い、主催者にも参加者の皆様にも満足いただける会議の場を提供できるよう、今後も精進して参ります。

(東京TY)

HENCA Tokyo 2024

2024年11月07日

2024年10月22日(火)にハイアットリージェンシー東京にて東京都主催のHENCA Tokyo 2024(水素エネルギー行動会議)が開催されました。

本会議は、気候危機が喫緊の課題となっている今、エネルギーの変化により、世界を、未来を変えるため、世界の都市、民間企業、団体等と知恵や経験を結集し、「グリーン水素の社会実装化の加速」をテーマに、議論がなされました。

会議はハイブリッド形式で開催され、約60名の現地参加者と約200名のオンライン視聴者が集まり、議論されました。スピーカーは小池知事をはじめ、海外および日本の政府や企業の代表が対面、リモート、ビデオメッセージで登壇しました。会議は英語で進行され、日本側視聴者のために同時通訳が提供され、オンラインおよび現地の展示を含め、成功裡に終了しました。

(東京 NJ)

ILLS STC 2024

2024年11月01日

2024年10月1日(火)~2日(水)にかけて、ホテルグランヴィア京都にて”ILLS Single Topic Conference in Kyoto 2024″が開催されました。

この会議は2年に1回行われる”ILLS World Congresses”の狭間の年に、”Future Advances in Minimally Invasive Liver Surgery”にテーマを絞って行いました。前例のない会議だったため、プログラム策定や協賛募集等に約2年を要しましたが、当日は国内外から500名を超える肝臓外科医が京都に集まり、会場内外で熱い議論が交わされました。
また、Presidential Dinnerでは平安神宮神苑でのアペリティフやアトラクションでの忍者ショーを行い、同伴者ツアーでは清水寺をはじめとする京都の名所を観光いただくなど、晴れやかな空の下、参加者に京都を満喫いただくことができました。

主催の先生方はじめ、ご協力いただきました関係各所に感謝申し上げるとともに、今後も国内外の会議で参加者の満足度を高める取り組みを進めてまいります。

(京都 YU) 

2nd joint meeting of Tri-Head and Neck Society 2024

2024年9月30日

2024年9月19日(木)~20日(金)の2日間、大阪にて、2nd joint meeting of Tri-Head and Neck Society 2024(第2回日台韓合同頭頸部外科学会)が開催されました。

本会は日本・台湾・韓国の頭頸部外科学会の合同学会として開催され、2022年に第1回が韓国・ソウルにて開催されました。その際はコロナ禍のため日本・台湾はweb開催となりましたが、今回初めて現地のみでの開催となりました。

各国の理事長、理事を始めとした頭頸部外科を代表するリーダーたちが集い、最新の頭頸部癌治療について基礎研究や臨床試験を含め情報交換する場として、頭頸部癌に関する幅広い議論が繰り広げられました。

また前日には、観光庁主催「魅力向上実証事業」の一環として、大阪城公園での呈茶体験、櫓ツアー、大阪迎賓館でのパーティーが開催されました。

会議の参加者を対象に開催され、日本の文化、伝統の魅力を感じて頂く場となりました。

主催者及び参加者に関わる多くの方々のご尽力により、無事に終了することが出来ました。

この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

今後とも、満足度の高い学会運営を提供できるよう精進してまいります。

(京都KF)

第28回日本冠動脈外科学会学術大会

2024年7月31日

2024年7月11日(木)~12日(金)京王プラザホテル (新宿) にて、第28回日本冠動脈外科学会学術大会が開催されました。

主宰の新浪博士会長は、本学術大会のテーマを 「以針伝心」 という言葉で表現され、高い技術を誇る日本の冠動脈外科手術にとって必須である運針技術とその技術を若い世代へ継承していくことの重要性をメッセージに込められました。
本学会は、世界の冠動脈外科医からも注目されており、海外との合同セッションでは欧米・アジア各国からのゲストや参加者が一堂に集まり、白熱した議論が繰り広げられました。
また記者会見では、心臓バイパス手術に使う海外製の超音波メスが販売終了になったことについて、代替機器の開発には、国内で協力し早急に取り組む必要があると訴えました。
会長招宴には、新浪会長のご友人として、久保田利伸さんがご出席され、参加者を盛り上げてくださいました。

多くの皆様にご参加いただき、盛会のうちに終了することができました。

ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

IUPAB 2024

2024年7月09日

2024年6月24日(月)~28日(金)の5日間、国立京都国際会館にて、IUPAB 2024 ( 21st IUPAB & 62nd BSJ JOINT CONGRESS 2024 ) が開催されました。 日本での開催は、1978年の京都大会に続き46年を経て2回目となり、約52カ国・1,900名が現地に集まり、成功裡に終了しました。

本会議では、“Rocking out Biophysics”(=存概念をゆるがし、新しい生物物理を生み出そう)をテーマとし、各シンポジウムやポスター会場において活気溢れる雰囲気の中、活発な議論が行われました。また、David Baker博士をはじめ、Feng Zhang博士や安藤敏夫博士など、世界的に著名な招待者によるセッションは、立見が出るほどの大盛況でした。その他、教育プログラムや市民公開講座等も開催され、若手や一般市民も含めた広い層に対してアプローチが行われました。

最終日の閉会式では、大変僭越ながら大会長より壇上にてお花と感謝のお言葉をいただき、大変光栄でした。会の成功は、ひとえに関係者全員のご尽力と先生方の創造的なアイデアのおかげだと思っておりますので、本イベントを無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、今後も様々な分野における国際会議の成功に貢献できるよう精進して参ります。

(東京 MR)

IPM 2024 Summer(International Participants Meeting 2024 Summer)

2024年7月01日

2024年6月25日~26日、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会主催の「IPM 2024 Summer(International Participants Meeting 2024 Summer)」が開催、参加を表明している約160の国や地域、国際機関より600名を超える人々が現地で参加しました。当日は、ライブ配信も行いパビリオン出展に係る各種情報の提供を行いました。セッションでの質疑応答の他、会場各所に設置した面談スペースでの個別相談も活発に行われ開催に向けての熱量を感じる会場風景でした。

機運醸成と参加者交流の場としてテーマ事業プロデューサーによる参加者交流セッションを実施、開催地の魅力をPRする展示エリアには大阪府・市、奈良県の他、20を超えるブースが設置され、参加者が交流や展示を楽しむ姿も印象に残っています。

本会は主催者・参加者に関わる国内外の多くの方々のご協力により無事に終了することができました。この場を借りて深く御礼申し上げます。今後も万博の開催に向け鋭意取り組んで参ります。

第76回日本産科婦人科学会学術講演会

2024年5月10日

2024年4月19日(金)~21日(日)にかけて、パシフィコ横浜ノースにて第76回日本産科婦人科学会学術講演会が開催されました。

本学術講演会は「ともに歩む、広がる産婦人科の未来へ」をテーマに、約20の国と地域から約6,800名が会場に集まり、産婦人科に関する発表や議論が行われました。また、会期後にはオンデマンド配信もご用意しており、WEBでの参加者を含めると10,000名を超える大規模な学術講演会となりました。

特別企画としては世界的ピアニストである辻井伸行様によるコンサートを行い、参加者の皆様にお楽しみいただきました。

来年は世界各国から生殖医療に関わる医療従事者が参加する国際生殖医学会(IFFS 2025)が東京で開催されます。開催を1年後に控えて鋭意準備中です。

今後もより満足度の高い催事運営を提供できるよう精進して参ります。


jsog2024

(東京 KS)

仙台防災未来フォーラム2024

2024年4月10日

2024年3月9日(土)に仙台青葉山エリア(仙台国際センター・青葉山公園仙臺緑彩館・国際センター駅「青葉の風テラス」)にて、仙台防災未来フォーラム2024が開催されました。

朝は雪が舞っており、来場者が少ないのではと気になっていましたが、過去最高の約4,100名が来場し、お子さまからご高齢の方まで多くの参加者で賑わいました。

2016年から毎年開催している本フォーラムは、今年で記念すべき第10回目を迎え、「仙台枠組折り返し みんなで今できる防災(こと)」をテーマとして、東日本大震災の経験や教訓を未来の防災につなぐために、市民のみなさまが防災を学び、日頃の活動を発信するイベントです。

今年は「発表」「ワークショップ」「ブース・ポスター展示」への応募が例年よりも多く、5つのカテゴリー(①復興・次世代への継承、②防災・減災、③環境、④仙台防災枠組2015-2030、⑤気候変動・災害の多様化)に分かれて多岐にわたる内容が発表されました。

メインステージでは、お笑いコンビ・テツandトモの「なんでだろう~?防災なるほどライブ」をはじめ、「防災エンスショー」や「防災落語」、元AKB48の岩田さんが主演を務める「最後の乗客」の3.11レジリエンス・トーク等が行われ、満席で立ち見客がでるほど盛況でした。

その他、子ども向けイベントとして実施した「防災ヒーロー体験」やスタンプラリーも好評で、会場内を取材するこども記者も大活躍でした。寒空の中、温かなお食事を提供するキッチンカーの利用率も高く、ぜひ来年も実施してほしいというお声を多くいただきました。

災害は、いつ、どこで起こるか分かりません。いざという時に身を守るため、日頃から防災の知識を身に着け、学べる場として、本フォーラムの存在は非常に重要です。今後もイベントの成功に貢献できるよう努めてまいります。

(※上記の写真は、各所の承諾を得てFacebookに掲載されているものです)

(仙台 RM)