Tokyo AMR One- Health Conference

2024年3月08日

2024年2月28日、厚生労働省主催の「Tokyo AMR One- Health Conference」が開催されました。本会議は、国際連合食糧農業機関(FAO)、国際獣疫事務局(WOAH)、国連環境計画(UNEP)、世界保健機関南東アジア及び西太平洋地域事務局(WHO)の支援のもと開催され、世界33ヵ国・機関から約200名のオンライン参加者が集まり、浜松町コンベンションホール & Hybrid スタジオを配信拠点として、ハイブリッド形式にて実施されました。

主にアジア太平洋地域の保健省、農水省、環境省などの局長級職員、研究者、医療関係者、関係機関の AMR 担当者などが、専門知識や経験を共有し、実り多い議論が行われました。また後半では、4 つの ASPIRE ワーキンググループの 戦略についてワーキンググループも実施され、活発な議論が行われました。

本会議を無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、今後もより満足度の高い催事運営を提供できるよう一層努力して参ります。

                                                                                                                (東京 MR)

コスモス国際賞30回記念のつどい・シンポジウム

2023年12月25日

2023年11月14日(火)、公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会主催「コスモス国際賞30回記念のつどい・シンポジウム」が国際連合大学にて、HybridConvention®形式にて開催されました。

本シンポジウムは、天皇皇后両陛下の御臨席を賜り、「近年、地球温暖化に起因する気候変動、生物多様性の損失などの国際的な課題が深刻さを増しています。また、この3年あまりの間、新型コロナウイルス感染症が人類社会に大きな影響を及ぼしました。このような時にあって、私(わたくし)たちはより広い見識の下(もと)、多くの地球規模の課題の克服に努めなければなりません」とおことばを述べられました。

本年度コスモス国際賞を受賞されたアメリカのノートルダム大学の名誉教授、クリスティン・シュレイダー=フレシェット博士の来日は叶わなかったものの、海外からは過去の受賞者3名にご出席いただきました。

本イベントを無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、今後も主催者様、参加者の方により満足度の高い運営を提供できるよう一層努力して参ります。

(東京 YH)

第24回日韓中三カ国環境大臣会合(TEMM24)

2023年12月04日

2023年11月3日(金・祝)~4日(土)の2日間、名古屋コンベンションホール & Hybrid スタジオにて、第24回日韓中三カ国環境大臣会合(TEMM24)が開催されました。日本の伊藤信太郎環境大臣が議長を務め、4年ぶりに対面で開催され、三カ国から約280名が参加されました。

本会合では、気候変動、大気汚染対策、生物多様性、プラスチック汚染対策など多方面の分野における今後の三カ国の環境協力について意見交換が行われ、最後に共同コミュニケが採択されました。また、中国及び韓国との二国間会談では、直近の東アジア地域及び各国の環境課題を下に、環境分野における協力の一層の促進に向けた議論が行われました。
環境課題への対策を議論する国際会議の運営に関わることができたことを光栄に思っております。

また、本件では会場及び運営の両面で会合の安全に貢献したことに対し、愛知県警様からも感謝状を頂きました。

今後も様々な分野の重要な会合の成功に貢献できるよう精進して参ります。

(東京 MR)

第2回Y-SHIPコンベンション(Y-SHIP 2023)

2023年11月29日

2023年11月13日(月)~15日(水)の3日間、パシフィコ横浜ノースにて、第2回Y-SHIPコンベンションが開催されました。HybridConvention™形式で実施し、約45ヵ国・地域より約2,700名以上の参加者が集まりました。

本会議では、GX、SDGs、次世代育成などをテーマとした約30のセッション、国内外の企業や各国大使館によるブース出展が行われました。15日には、横浜市長とバンコク都知事によって「アジアの脱炭素化に向けた共同宣言」が発表され、延べ30以上の国・都市が参加しました。その他、海外スタートアップ企業や横浜市内で活躍する企業、横浜グローバル・パートナーシップ大使であるアレックス・ラミレス氏、高校生や大学生など、国内外を問わず、2日間を通して150名以上が登壇しました。

一般参加者も様々な方が集まり、GX分野やグローバルな話題への関心の高さがうかがえる、活気あふれる国際コンベンションとなりました。

横浜市は、2027年に横浜国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)の開催を控えています。国際都市として発展を続ける横浜における国際会議運営を、今後もサポートできるよう、一層努力して参ります。

(東京 YM)

第17回岩石-水相互作用国際会議/第14回応用同位体地球化学国際会議

2023年9月20日

(Water-Rock Interaction WRI-17/ Applied Isotope Geochemistry AIG-14)

2023年8月18日(木)~22日(火)の5日間、仙台国際センターにて、WRI-17/AIG-14が開催されました。WRI は、岩石と水の相互作用に関わる研究の発表・討論の場として、日本では2回目・40年ぶりに開催され、世界24カ国から約400名の参加者が集まりました。

会期中は、5つの分野によるセッションが開催され、各国の研究者による活発な議論が展開されました。また、日本文化を知っていただくための同伴者プログラムとして、折り紙、書道、お抹茶体験などが企画されました。なかでも、数種類の木材から好みのものを選んで作る「マイ箸づくり」は大変好評で、制作中の皆さんの集中力の高さに感激する光景でした。

20日には、松島方面、蔵王方面、中尊寺と猊鼻渓方面(岩手)3コースの日帰りエクスカーション、終了後の23日からは、東北大学次世代放射光施設「ナノテラス」見学会、福島第一原子力発電所見学ツアー、箱根・富士山ツアーの3つのポストコングレスが開催され、観光のみならず、最先端の研究や、歴史・ジオパークをテーマにした充実の内容となりました。

本会議は2019年に誘致が決まり、当初2021年開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、2年延期されました。開催前から参加者の期待が高く、現地では再会を喜ぶシーンが大変印象的でした。そして、東北大学の先生方、多数の留学生を含む学生の皆様、仙台観光国際協会とそのボランティアスタッフの皆様の多大なご協力により無事に終了することができました。今回ご尽力された若手の先生方が、将来3回目の日本開催を実現してくださることを期待いたします。

(仙台 MO)

35th URSI General Assembly and Scientific Symposium 第35回国際電波科学連合総会

2023年8月31日

2023年8月19日(土)~8月27日(日)の9日間、札幌コンベンションセンターにて35th URSI General Assembly and Scientific Symposium(第35回国際電波科学連合総会

)が開催されました。この会議は1922年にベルギー・ブリュッセルにて第1回総会が開催され、それ以降3年ごとに開催されています。

本総会は、第14回(1963年東京)、第24回(1993年京都)に次ぐ30年ぶり3回目となり、世界53ヶ国から約1,500名の参加者が集まりました。

本総会では、「持続可能な社会を目指す電波科学が拓く未来:札幌から世界への最先端の研究成果の発信」をメインテーマとして、電磁波伝搬・計測から環境電磁工学、エレクトロニクス、フォトニクス、地球、宇宙、天文、生体を含む広範な分野にわたる電波科学関連技術の領域における研究発表と情報交換が行われました。

8月20日(日)の開会式には、秋篠宮皇嗣殿下にもご臨席いただき、英語で「電波科学が持続可能な社会を創出し、未来を拓いていくことに寄与することを期待します」とご挨拶いただき

ました。

会期中には、市民公開講座「持続可能な社会を目指した電波科学が拓く未来」を開催し、最先端の電波科学に関する研究内容が発表されました。また、会期最終日には「見えないでんぱを感じてみよう」をテーマとして、小学生を対象にラジオの製作教室が行われました。

本総会は2017年に札幌開催が決定し、6年間の準備期間を経て、成功裏に終了することができました。本総会を無事に終えられたことをご協力頂いた関係各位の皆様に感謝するとともに、今後もより皆様の満足度を高められるように一層努力して参ります。

(札幌 HO)

第21回国際預金保険協会アジア・太平洋地域委員会年次総会 福岡開催!

2023年7月28日

2023年5月末に福岡市内にて、第21回国際預金保険協会アジア・太平洋地域委員会年次総会が開催されました。

コロナ禍を経ての久しぶりの現地開催(一部オンライン参加・視聴あり)で、会場では3日間にわたり多くの関係者が活発な議論を繰り広げました。

最終日のエクスカーションでは、福岡市から足を延ばして太宰府天満宮や九州国立博物館を訪れ、改めて日本・福岡とアジア各国との古くからの交流の歴史を振り返るきっかけとなりました。

参加者は浴衣で境内を散策したり、豆腐料理に舌鼓を打ったり、バスの中でも各国の政策を議論したり…と4日間の滞在を満喫していました。

久々の現地開催、しかも参加者のほとんどが外国人という国際会議で、対面でのコミュニケーションで広がるネットワークの重要性を再認識するとともに、参加者の皆さんの笑顔がとても素敵だったのが印象的でした。

(福岡 NS)

第27回ESV国際会議 (International Technical Conference on the Enhanced Safety of Vehicles)

2023年5月01日

2023年4月3日(月)~6日(木)にかけてパシフィコ横浜ノースにて、「第27回ESV国際会議 (International Technical Conference on the Enhanced Safety of Vehicles)」が開催され、「次の50年に向けたすべての人のための先進的で公平な車両安全」をテーマに最先端の自動車安全技術や運転技術に関する国際会議・展示会が行われました。

今回の ESV 国際会議は、20 を超える国から約 1,400 名が参加し、各国の政府関係者からの政策に関する最新動向、国内外の安全に関する専門家からの研究発表や、最先端の安全技術に関する展示の他、安全機能体感試乗会、テクニカルツアー、ガラ・ディナー、ESV 米国政府表彰受賞式、学生安全技術デザインコンペティションなど様々なプログラムも行われました。

新型コロナウィルス感染症の影響で、当初の開催予定であった2021年から延期になっていた本イベントですが、海外からも多くの参加者が来日し無事に本イベントを無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、今後もより満足度の高い催事運営を提供できるよう一層努力して参ります。

 

 

 

(東京 OR)

「アジアコスモポリタン賞受賞記念奈良フォーラム2023」開催

2023年1月27日

2023年1月19日(木) 奈良県コンベンションセンターにて、「アジアコスモポリタン賞受賞記念奈良フォーラム2023」が開催されました。
本賞は、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)様により、東アジアにおけるコスモポリタン都市のさきがけであった奈良・平城京への遷都1300年を記念して創設され、東アジアにおける文化面・経済面での地域統合、域内の格差是正、持続可能な成長社会形成など、質的に充実した東アジア共同体形成に資する優れた貢献を行った個人・団体に対し、本賞発案の地、奈良県において2年に1回贈呈されています。

前回は新型コロナウィルス感染症の影響により延期となっており、この度、第5回受賞者の授賞式が4年ぶりにリアル開催にて実施されることとなりました。

本イベントを無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、
今後もより満足度の高い催事運営を提供できるよう一層努力して参ります。

 

 

 

 

(京都 NK)

GPAI Summit 2022

2023年1月18日

2022年11月21日~22日の2日間、ホテル椿山荘東京にて、GPAI Summit 2022が開催されました。初のアジア開催として、日本が議長国となり、世界24ヵ国からおよそ700名の参加者が集まりハイブリッド形式にて実施されました。
今回のGPAI Summit 2022では、3回目の年次総会が行われた他、「責任あるAI」の開発・利用を実現するため設立された官民国際連携組織であるThe Global Partnership on Artificial Intelligence (GPAI)により設定された4つのテーマ(①責任あるAI、②データガバナンス、③仕事の未来、④イノベーションと商業化)の元、ワーキンググループやサイドイベントにおいて、活発な議論が行われました。

海外からの入国制限の緩和により、参加登録者の半数以上が実際に現地にお越しいただけたこと、大変嬉しく思いました。引き続き、国際会議運営等でサポートできるよう精進して参ります。

 

 

 

 

ファミリーフォトの様子

 

 

 

 

 

分身ロボット「OriHime」の紹介

 

 

 

 

 

会場内の様子

 

 

(東京 MR)

ISH2022京都(国際高血圧学会)開会式

2022年10月31日

 

世界80の国や地域からおよそ4,000人が参加して高血圧対策を話し合う「国際高血圧学会」が10月12日から国⽴京都国際会館で5日間の日程で開催しました。

初日の12日は、秋篠宮皇嗣同妃両殿下も出席されて、開会式が⾏われました。式の中で秋篠宮殿下は「世界保健機関によれば、世界の延べ10億人以上が高血圧です。また高血圧と認知されていない人や、認知されていても⼗分な治療を受けていない人も多いと承知しています。有病率を減少させる目標の達成に向けた議論がなされることは⼤変意義深いことです。」と英語で述べられました。

今回のISH2022京都では、高血圧の抑圧をテーマにさまざまな発表や議論が⾏われました。

「国際高血圧学会」は2年ごとに世界各地で開かれており、日本での開催は16年ぶり、京都での開催は34年ぶりとなります。

                                                                                                                (東京 ST)

 

ISH2022 Kyoto

2022年10月20日

The 29th Scientific Meeting of the International Society of Hypertension (ISH2022 KYOTO) ended successfully on October 16 2022!

With a five-day program and several social events, ISH2022 KYOTO was held at the International Conference Center Kyoto from October 12th to 16th, 2022.

Since the start of the bidding process in 2015, we have been working with the local organizing committee and discussed plans to best hold a successful meeting in Kyoto.

However, when Kyoto was chosen in 2016 to host the ISH2022 meeting, no one could have imagined that the world would face such great challenges caused by the COVID-19 pandemic.

We struggled to find a way to organize the meeting with on-site participants from all over the world for quite a long time, taking into account the very worst scenarios.

In the end, however, we had welcomed more than 1,500 attendees, of which over 400 were international participants, and the honor of having Their Imperial Highnesses Crown Price and Crown Princess Akishino in attendance at the Opening Ceremony. During those 5 days, we saw many happy faces, were able to shake hands and come together to celebrate a reunion; experiencing the thrill of international conferences after 2020.

                                                                                                                (Kyoto NN)

TICAD8公式イベント 「アフリカにおける保健課題の解決に向けて -アフリカ健康構想とグローバルヘルス戦略によるアプローチ-」

2022年10月19日

2022年8月23日(火)、内閣官房主催TICAD8公式サイドイベント「アフリカにおける保健課題の解決に向けて-アフリカ健康構想とグローバルヘルス戦略によるアプローチ-」が東京コンベンションホールを配信拠点としてハイブリッド形式にて開催されました。

本イベントにおいては、前半で高市早苗内閣府特命担当大臣もご出席されアフリカ複数国の保健担当の閣僚級等と、アフリカにおける保健課題や日本の貢献等についてのハイレベル会合が行われた後、後半では日本の民間企業の保健分野でのアフリカにおける事業展開に関する議論が行われました。アフリカでの健康構想とグローバルヘルス戦略の更なる推進、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の実現に向けた各企業の取組が紹介され、チュニジア共和国、ガーナ共和国、ケニア共和国、独立行政法人国際協力機構(JICA)や、国連世界食糧計画(WFP)等から延べ26人が登壇しました。

一部日本側参加者には配信会場の東京コンベンションホールに来場いただき、オンラインから登壇いただいたアフリカのスピーカーの方々には、事前に接続テストを実施し、インターネット回線の状況や接続方法、環境を確認していたため、大きな通信障害などなく終了することができました。また、イベントをYouTube Liveで配信することにより、海外からの参加者も視聴いただきやすい環境を整えました。

開催後のアンケートでは本イベントに対し、高い評価や積極的な質問をいただいており、本分野やイベントへの関心の高さがうかがえました。本イベントを無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、今後もより満足度の高い国際会議運営を提供できるよう一層努力して参ります。

                                                                                                                (東京 MY)

Sasakawa Africa Association’s “TICAD8 Official Side Events”

2022年9月26日

In August 2022 we organized two TICAD8 Official Side Events: first being the “HEALTHY SOILS FOR FOOD SECURITY IN AFRICA -POTENTIAL OF REGENERATIVE AGRICULTURE”, co-hosted by the Sasakawa Africa Association (SAA) and the Japan International Research Center for Agricultural Sciences (JIRCAS), and second, held three weeks afterwards, the “MULTIDIMENSIONAL DIGITALLY-ENABLED AGRICULTURAL EXTENSION IN AFRICA -ACCELERATING AGRICULTURAL TRANSFORMATION IN THE FACE OF GLOBAL CRISES-”, co-hosted by the Sasakawa Africa Association (SAA), the International Food Policy Research Institute (IFPRI) and the African Forum for Agricultural Advisory Services (AFAAS).

Both events were held as a hybrid meeting with a streaming studio set in Tokyo to host representatives, emcee and a number of speakers, and other presenters accessed the event online. To ensure smooth operation during the side events, we conducted connection tests in advance with the speakers joining online. We also had a simultaneous interpretation service, making the side events available both to domestic audiences in Japanese as well as to overseas viewers in English.

All in all, the side events were a great success, with more than 500 active participants from various countries. The live broadcast recordings will be further used for archive streaming by the host, making the events available to a wider audience who could not join us during the event.

                                                                                                                            (JN)

IFCAA 2022 YOKOHAMA

2022年6月17日

IFCAA 2022 YOKOHAMAは、6月6日~9日に初のHybrid ConventionTM形式で横浜で開催されました。 本イベントは、「第32回アジア消防長協会(IFCAA)総会」「第74回全国消防長会総会」「国際消防救助隊合同訓練」「横浜国際消防・防災展」を含む大規模な国際イベントです。

世界中がCOVID-19の影響を強く受け、消防・防災機関の在り方・ニーズも常に変化する中、「次世代へ~アフターコロナの消防・防災」をテーマとして、アジア消防長協会に加盟している消防関係者が集い、相互協力の連携体制の構築や、災害対応等の知識及び技術の共有がなされました。

閉会式では「IFCAA横浜宣言」が発表され、本総会を契機に絆をより深め、一致団結してアジア・オセアニア地域における住民の安全・安心を確保するため、消防防災機関の連携強化による災害対応能力の向上を強く推進することが宣言されました。

ちょうど海外からの入国制限が緩和されたタイミングだった為、自主隔離が不要になる参加国も多く、海外・国内含め6,000名以上の参加者が現地に集い、対面式イベントの活気が戻ってきた印象を受け、大変嬉しく思いました。引き続き、横浜市様ならびに防災関連の国際会議をサポートできるよう精進して参ります。

(東京 RO)

第4回アジア・太平洋水サミット

2022年5月01日

2022年4月23日(土)、24日(日)の2日間にわたり、熊本市の熊本城ホールにて「第4回アジア・太平洋水サミット」が開催されました。弊社では2007年に大分県別府市で開催された「第1回アジア・太平洋水サミット」に続き15年ぶりの日本開催となった本サミットにおいても、新型コロナウィルス感染症対策の中での初の大規模な国際会議の運営全般に携わる機会を得られましたこと、大変光栄に存じます。

アジア・太平洋水サミットは、アジア・太平洋地域諸国における水問題の解決を目的とし、各国政府首脳級及び国際機関代表等を招き、幅広い視点から議論を行う国際会議です。開会式では第1回に引き続き天皇皇后両陛下にオンラインでご臨席を賜り、天皇陛下からはお言葉、記念講演を賜りました。また、開催会場の熊本城ホールでは、岸田内閣総理大臣、斉藤国土交通大臣、大西熊本市長をはじめ、海外の首脳級、大臣級の方々にも登壇いただき、オンラインとリアルを合わせたハイブリッド形式で開催されました。開閉会式では、国内外のユースによる開閉宣言を行い、世代を超えて水問題に取り組む姿勢を発信しました。その他、首脳級会合、統合セッションなど、全25以上のプログラムを準備し、アフターコロナの世界におけるSDGsの達成に向けた水問題の議論が活発になされたほか、首脳級の決意表明である「熊本宣言」を始めとする成果がとりまとめられ、「水の国くまもと」を強くアピールするものとなりました。またアジア太平洋地域との協力関係強化のため、サミット開催期間中に、各国政府要人間の二国間会談等も行われました。

弊社は、第1回アジア・太平洋水サミットから引き続き、今回の第4回サミットの運営にも全般的に携わらせていただきました。新型コロナウィルス感染症の影響で、二度に渡る延期や開催形態の度重なる変更など、困難な点も多くありましたが、最終的には、感染症対策を万全にとりつつ、オンラインやビデオメッセージ参加を含め30を超す国から5,000名以上にご参加いただき、成功裏に終了しました。

 

(東京 HM)

外務省主催第15回日本国際漫画賞授賞式

2022年3月29日

3月4日、東京コンベンションホールにおいて第15回日本国際漫画賞授賞式がHybrid Convention™ 形式で開催されました。

第15回を迎える今回は、76の国・地域から過去最多となる483作品の応募があり、最優秀賞1作品(オランダ)、優秀賞3作品(ウクライナ、スペイン、台湾)を含む受賞14作品が選ばれました。

セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使にも御臨席賜り、海外からオンラインで参加した最優秀賞及び優秀賞の受賞者に対して、鈴木貴子外務副大臣から賞状が、里中満智子審査委員長からトロフィーがそれぞれ授与されました。

鈴木貴子副大臣は挨拶の中で、日本の漫画は、戦後の平和な生活の中で自由な表現活動への渇望と共に大きく花開いていったものであり、節目の第15回日本国際漫画賞で、今一度、平和を思う心を呼び覚まし、そして新たな創造を促していく旨述べられました。

また、里中審査委員長からは、「漫画に国境はない。素晴らしい物語、心を打つ言葉、理解を促す絵、それらを訴えるキャラクターがあれば、それで世界は一つになれると信じている。世界が共感の絆で結ばれるよう祈っている。」との言葉がありました。

なお、残念ながらウクライナの受賞者は、今回の授賞式への参加を辞退され、「私たちは大丈夫です。心配ありがとう。戦争がすぐに終わってまた漫画が描けると信じています」と、外務省にメッセージが寄せられました。

受賞された皆様、おめでとうございます。

一日も早くウクライナの平和が回復しますことをお祈り申し上げます。

(リンク)第15回日本国際漫画賞ホームページ

https://www.manga-award.mofa.go.jp/

(リンク)外務省 報道発表

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000746.html

第72回世界保健機構(WHO)西太平洋地域委員会(RCM)

2022年2月10日

2021年10月25日~29日の5日間、アクリエひめじ(姫路市文化コンベンションセンター:2021年3月竣工)にて第72回世界保健機関(WHO)西太平洋地域委員会(RCM)が開催されました。

日本での開催は19年ぶりとなり、WHO西太平洋地域委員会事務局長をお迎えして初のBubble&Hybrid ConventionTM 形式での実施となりました。コロナ禍で来日が難しい状況下ではありましたが、西太平洋地域の37の国や地域から参加者が集まり、新型コロナウイルス感染症対策をはじめとする地域の重要な保健課題(学校保健、プライマリ・ヘルスケア、伝統医療、結核)について協議されました。
事前準備では、厚生労働省とWPRO(WHO西太平洋地域事務局)とオンライン会議を重ね、準備にあたりました。
現地参加にあたっては、海外参加者のみならず国内参加者に対しても一般市民と隔離するBubble形式をとり、事前から事後にかけて感染者やクラスターが発生しないよう、厳しい条件・管理下で運営を行いました。エクスカーションは、西太平洋地域は島国が多く属していることもあり、船で家島諸島の医療体制を視察するなど、バーチャルだけではなく現地参加ならではのプログラムも実施しました。
ここ数年の国際会議は、新型コロナウイルス感染症流行の影響で海外からの来日が難しくオンライン参加が主流ですが、今回のような徹底したBubble&Hybrid ConventionTM 形式での会議を担当させていただくことで、具体的なノウハウを培うことができました。大変貴重な経験をさせていただけたことに、担当者一同、心から御礼申し上げます。

(東京 MS)

HybridConvention Producer*として

2022年2月10日

2021年10月24日~27日にかけて、国立京都国際会館で第19回国際動脈硬化学会(The 19th International Symposium on Atherosclerosis (ISA2021))をハイブリッド開催した。

日本誘致から足掛け6年をかけて準備を進めてきたが、ほかの国内外の会議の例にもれず、2020年に世界に蔓延した新型コロナウイルス感染症により当初の計画が大幅に変更となり、ハイブリッド開催となった。

120名を超える招聘スピーカーがオンサイト、またはリモートで登壇し、できるだけライブ感を出せるよう、リモートでの双方向のディスカッションができるよう準備を行うとともに、できるだけ海外の発表者がライブで参加できるよう、時差にも配慮したプログラム編成を行うなどの工夫を行った。

また、動脈硬化を予防する「ジャパン・ダイエット」の考え方に基づくランチョンメニューを企画し、海外の参加者に向けても発信するなど、日本の取り組みを広く世界に伝えるよう工夫を行った。

ハイブリッド開催でライブ配信を行ったため、京都の会場での参加者は伸び悩んだが、最終日、閉会式終了直後にはイタリアの学会本部関係者から良い会議だったと直接電話があり、海外からの視聴者にもスムーズで充実したライブ参加環境を提供することができた。

*HybridConvention Producerは弊社商標登録

(京都NM)

外務省主催 日本国際漫画賞授賞式 

2021年5月19日

2月25日、浜松町コンベンションホールにて日本国際漫画賞授賞式が初のHybridConvention形式で開催されました。今回は61の国・地域から過去最多の383作品の応募があり、最優秀賞1作品(台湾)、優秀賞3作品(台湾、ベルギー、中国)を含む受賞15作品が選ばれました。

外務大臣政務官は挨拶の中で新型コロナウイルス感染症の世界的な流行という困難な状況において、漫画は人々の心に灯をともし、活力や安らぎを与えていると述べ、今後も漫画文化の普及に努める旨の挨拶をされました。

また、里中満智子審査委員長は、「コロナ禍のような世界的な困難の中では漫画を描く意義について悩むこともあるだろうが、人が生きるためには感動が必要であり、自分の描いた漫画によって世界のどこかで誰かが感動し、明日を生きる力に繋がることがあると信じて長年漫画を描いてきた。受賞者にも漫画の力を信じて創作を続けてほしい。」 との激励の言葉がありました。

外務省が推進するパブリックディプロマシーの代表である世界に通じる日本の ”MANGA” 文化を通して、大変貴重な経験をさせていただきました。運営スタッフ一同、心から御礼申し上げます。

(リンク)外務省 漫画賞ホームページ

https://www.manga-award.mofa.go.jp/index.html

(東京 T.S.)