JSA/WAO Joint Congress 2020
(世界アレルギー機構合同会議)

2020年11月18日

オンライン開催特設サイト

2020年9月17日(木)から10月20日(火)までの約1ヵ月間、第69回日本アレルギー学術大会を世界アレルギー機構(World Allergy Organization:WAO)との合同でオンライン及び一部Hybridで開催いたしました。

各セッションは事前に講演内容の収録を行い、約1か月間オンデマンド配信を行いました。また、坂口志文・大阪大学免疫学フロンティアセンター教授による基調講演と、アレルギー物質の共同研究者だった石坂公成・照子ご夫妻の追悼行事を含むオープニングセレモニーは、国立京都国際会館からライブ配信を行いました。

WAOの前身であるICA (International Congress of Allergology)が1951年に創立され、1952年に日本アレルギー学会が創立されてから、今大会に至るまでの歴史をたどる動画を国際本部の協力も得ながら今回のために特別に制作しました。オンライン開催特設サイトのトップに動画を配置し、参加者の目を引くように工夫しました。

また、会期が例年より長くなったことに伴い、参加者により多くの発表を視聴いただくために、視聴数の多い一般演題の中からベストスピーカー賞を選出したり、本会のテーマ「For the Next Generation!」に即して、今後の研究が楽しみな発表者を一般演題の中から選出したりし、大会ホームページ上にて公開いたしました。

最終的に、約60ヵ国より7,000名を越える方々にご参加いただきました。多くの方がコメント機能を利用しての交流を行われ、通常の学会開催のように発表時間が重なっていて聴講できないといったことがなく、繰り返し聞けるのでよかった等のご意見も頂戴いたしました。今後もしばらくはオンライン開催やオンラインと現地開催とを併用したハイブリッドでの開催が続くことが予想されます。参加者のご意見も反映させつつ、より良い会議運営を実現できればと思います。

(京都 K. Y.)

第18回ASEAN日本社会保障ハイレベル会合
18th ASEAN and Japan High Level Officials Meeting on Caring Societies

2020年11月17日

2020年10月30日(金)、第18回ASEAN日本社会保障ハイレベル会合がオンラインにて開催されました。

本会合は社会保障の分野におけるASEAN諸国の人材育成を強化するため、2003年に開始されました。以来、ASEAN+3(日中韓)保健、社会福祉及び労働担当大臣会合を支える事業として関係国間で位置づけられ、毎年ASEAN各国やオブザーバー国の中国及び韓国とWHO、ILO、JICA等の関係協力機関から有識者を日本に招聘し開催されてきました。

今年はコロナの影響を受け、オンライン開催となりました。「子どもの未来を支える包摂的社会の構築~自閉症スペクトラム障害をはじめとする発達障害のある子どもとその保護者への支援に焦点を当てて~」をテーマとし、ASEANや上記関係協力機関や団体・大学等から有識者にオンラインにて講演いただきました。オンラインの国際会議の多くは参加国と日本の時差を考慮し、日本時間の夕方から夜にかけて開催される例が多い中、本会合は日本と時差の少ないASEAN各国との会合であったこともあり、日中の時間帯に開催されました。

例年に比べ今年は、オンラインのため渡航が不要であったこともあり、これまでよりも多くのご登録がありました。各セッションの質疑応答では日本の発達障害者支援の取組みについて各国から積極的な質問が寄せられ、ASEAN各国での関心の高さがうかがえました。また、Zoomの通訳機能を利用した日英同時通訳が行われたほか、ウェビナー機能を利用し、国内からも一般傍聴者が参加しました。

本会合では、その年のテーマに関し積極的に取組んでいる関係施設を訪れる視察も重要なプログラムの1つとして位置づけられています。今年はオンライン開催となったことから、初の試みとして、視察の代わりに、今回のテーマに関連し、発達障害者支援において先進的な取組みを行なっている3施設を紹介する映像を会議の最後に放映しました。短い時間でしたが実際にその施設を視察している感覚を持ってご覧いただけたのではないかと思います。

本会議も無事に終えられたことをご協力頂いた皆様に感謝するとともに、今後もより満足度の高い会議運営を提供できるよう努力して参ります。

(東京Y. K.)

「水素閣僚会議2020」 Webイベント
Online Event of Hydrogen Energy Ministerial Meeting 2020

2020年11月10日

2020年10月14日(水)、「水素閣僚会議2020」Webイベントがオンラインにて開催されました。
水素閣僚会議は、エネルギーとしての水素の利活用をグローバルな規模で推進し、水素社会実現に向け関係各国が一層の連携を図る場として、2018年に世界で初めて日本で開催されました。
第3回目となる今年は新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けてオンライン開催となりましたが、梶山弘志経済産業大臣をはじめとする世界22ヶ国の閣僚・代表がライブで登壇したり、ビデオメッセージを寄せたりしたほか、各国の水素分野におけるリーディングカンパニーのトップら約20名がライブ講演を行い、水素社会の実現に向けた最新の研究成果や取組みを紹介しました。
本会議は経済産業省が世界規模での脱炭素化・CO2削減を目指して開催する関連6会議「東京ビヨンド・ゼロ・ウィーク」の締めくくりを飾る会議。会議は同時通訳を実施の上、日英2チャンネルでYouTubeにライブ配信され、日英合わせた最大同時視聴者数が1400名を超える大変注目度の高い会議となりました。

中にはオンライン会議に慣れていない講演者もいらっしゃいましたが、事前の段階からオンラインでの参加・発表についての詳細なガイダンスを作成してご提供すると共に、メールやお電話でのコミュニケーションや約1週間前及び当日の開会前に実施した接続テスト等を通じて丁寧にご案内することで、本番はスムーズにご講演頂け、会議も予定通りに進行しました。事前の各国・各社とのコミュニケーションを通じ、皆様が講演の準備に非常に力を入れているご様子が伝わってきていたため、トラブルなく講演頂きとても安堵しました。
各国や企業からいただいたビデオメッセージもそれぞれの取組みを力強く発信する内容でした。また国内外の視聴申込者やメディアからの問合せも予想以上に多く、エネルギー供給構造の多様化や脱炭素化における水素エネルギーの重要性を改めて認識致しました。

今後も会議運営を通じて、より良い世界の為に少しでも貢献していきたいと思います。

(東京K. T.)

FY 2020 World Premier International Research Center Initiative (WPI) Program Committee Meeting

2020年10月29日

2020年10月13日(火)~14日(水)の2日間、オンラインにて(FY 2020 World Premier International Research Center Initiative (WPI) Program Committee Meeting)が開催されました。
世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)は、平成19年度から開始されました。第一線の研究者が世界から多数集まってくるような、優れた研究環境ときわめて高い研究水準を誇る、「世界から目に見える研究拠点」の形成を目指し、システム改革の導入等の自主的な取組を促す支援を行っているものです。毎年、このプログラムの審査・評価・進捗管理及びプログラム成果の最大化を図るため、世界トップレベル研究拠点プログラム委員会を設け活動を行っています。会議では各拠点が研究成果の発表を行い、各国の著名な専門家たちによる議論が交わされました。
今年は新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、完全オンラインでの開催となりましたが、同時通訳(英語・日本語)付で配信を行い、オンサイトと変わらない環境で会議にご参加いただきました。

Withコロナの時代には欠かせないオンラインでの会議開催ですが、今回の経験を活かし、今後も参加者に満足いただけるよう、精進して参ります。

(東京A.K.)

The 2020 Yokohama Sport Conference
2020横浜スポーツ学術会議

2020年10月08日

2020年9月8日(火)から22日(火)の15日間、2020横浜スポーツ学術会議がオンラインで開催されました。この国際会議はオリンピックの開催年に開催国で行われ、スポーツ、体育、身体活動の専門家が一堂に会し、意見を交わす会議です。しかし、今年は新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、東京オリンピック・パラリンピック競技大会は2021年に延期になりましたが、本会議は当初9月8日から11日の日程での横浜開催を変更し、完全オンラインで行いました。

セッションの基本は収録もしくはデータ閲覧でのオンライン開催のみを想定していましたが、国際本部や国内組織委員会の強い希望で、国際本部と組織委員会の特別セッション、スポーツ庁長官とWHOの対談式公開講座の2本をライブ配信で行いました。会議は基本的に公用語を英語としていましたが、この2つのセッションについては東京のスタジオから日本語・英語の同時通訳を入れました。オンサイトさながらの臨場感が生まれ、主催者様からも感動したとの感想を頂きました。
また、その後基調講演と海外講師による市民公開講座も日本語・英語での配信を行い、多くの方に視聴頂くことができました。

今回の会議では、会期を延長したこともあり、40数カ国から2000名を超える参加者を得ました。オンラインで発表と意見交換を行い、新たな国際会議の有り方や、オンラインであっても専門家同士の交流やネットワーキングが可能であることを改めて確認することができました。

今回のコロナ禍をきっかけに、今後はオンラインやハイブリッド形式での会議開催が多くなってくるかと思いますが、新たな形式を常に模索し、主催者だけでなく参加者に満足いただけるよう、会議の成功に貢献していきたいと思います。

市民公開講座の講演記録

(東京N.S.)

地方創生支援 飯倉公館活用対外発信事業
外務大臣及び岩手県知事共催レセプション

2020年2月15日

鏡開きの様子

岩手県の食品PRブースの様子

2020年2月7日(金),外務省飯倉公館において,「地方創生支援 飯倉公館活用対外発信事業 外務大臣及び岩手県知事共催レセプション」が開催され,駐日外交団,駐日商工会議所,企業関係者が参加しました。

外務大臣は挨拶の中で,岩手県が豊かな情景に恵まれた場所であることに触れながら,東日本大震災被災から復興への歩みの中で,釜石でのラグビーワールドカップの試合開催や2020年東京オリパラ大会のホストタウン交流といったグローバルで力強い取組を進めている旨述べました。
今回のレセプションでは,岩手県の観光,食品,伝統的工芸品の魅力を紹介する様々なブースを設けるとともに,ステージではさんさ踊りのパフォーマンスも行われ,岩手県の多様な魅力をアピールしました。

(東京 T. S. )

第31回日本臨床微生物学会総会・学術集会

2020年2月10日

1月31日(金)から2月2日(日)の3日間、石川県金沢市にて「第31回日本臨床微生物学会総会・学術集会」が開催されました。全国から2000名の感染症の研究に関わる医師・検査技師が集まり、最新の研究成果の発表と交流が行われました。

同時にCOVID-19が流行し始め、ダイヤモンドプリンセス号内での集団感染が起こったばかりであり、世間の動向が注目される中での開催となりました。

そのような情勢を鑑み、本会では開催の数日前に緊急企画として「新型コロナウイルス(2019-nCoV)について」というセッションを急遽開催することを決定いたしました。

感染症に関わる医療従事者の中でも対処方針を模索しているという状況も重なり、当日は用意していた500名の会場に参加者が収まりきらず、急遽設けた1500名の中継会場まで満席となるほどの関心の高さでした。

世の中が大変な状況になりつつある中、2018年の準備開始から約2年間にわたり、本会の準備・開催に携わらせて頂けたことに感謝申し上げます。

今後は新しい様式での会議開催が主流となってくることと思いますが、弊社スタッフ一同もお客様に最適なご提案をできるよう努力して参ります。

(北陸 NT)

G20愛媛・松山労働雇用大臣会合

2019年12月01日

2019年9月1日(日)・2日(月)の2日間、ANAクラウンプラザホテル松山にて「G20愛媛・松山労働雇用大臣会合(G20 Labour and Employment Ministers’ Meeting in Matsuyama, Ehime)」が開催されました。初めてのG20の会合は2008年10月に米国ワシントンにて、G20財務相・中央銀行総裁会議として招集されましたが、G20労働雇用大臣会合は、2010年にアメリカ・ワシントンDCで第1回会合が開催されて以来、毎年開催されており、今回記念すべき第10回が愛媛県松山市での開催となりました。G20各国の代表者をはじめ、30を超える国や機関より約250名が参加されました。本会合は「人間中心の仕事の未来」を全体テーマとして、人口構造の変化への対応、ジェンダー平等、新しい形態の働き方への対応等について、各国が目指すべき労働政策の方向性を示すべく議論が行われ、会合の最後には大臣宣言が採択されました。

 

弊社は本会合の企画・運営を受託し、主催である厚生労働省のご担当部署と連携しつつ、本会合を成功に導くとともに、会期中は地元愛媛県のG20会合推進室のご協力のもと、愛媛県産品の展示や実演、観光映像の放送等を通じて、多彩な愛媛の魅力を発信する活発なPRを実施、会議中のコーヒーブレイクや夕食会においては地元の素材をふんだんに活かしたメニューをご用意し、愛媛の食の魅力も併せて伝えることができました。

 

日本がG20議長国を務めるのは今年が初めてであり、これまでのG7やG8の閣僚級会合に比べはるかに大きな規模の会合となり、例えば通訳手配関しては、同時通訳者40名超、ブース数15という前例のないシステムを構築し、この記念すべき国際的会議の企画・運営を成功裏に終えることが出来ました。今後もこの経験を活かし、大型国際会議の成功に貢献できるよう精進して参ります。

 

(東京 YT)

ESC Congress 2019 and the World Congress of Cardiology

2019年9月24日

2019年8月31日(土)~9月3日(火)にパリで開催された3万人を超える大規模な学会、ESC2019(ヨーロッパ心臓病学会)に参加いたしました。

普段は、運営する立場として、プログラム聴講や、展示会場をじっくりまわったり出展社の展示内容を見る機会はないので、「学会参加者」視点から様々な気づき、今後の運営に生かせるポイントがありました。

パリでは、特に会場の空間演出が華やかで、今後の案件ではより一層クリエィティブな発想をもって、主催者様にご提案できればと思います。

プログラムでは、ヨーロッパの学会でありながら日本の研究者・先生方がたくさん参加されており(演題数では、どの国よりも1番多い)、世界で活躍する方々を目のあたりにすることが出来ました。

(MT)

第7回アジア腹部放射線学会学術集会 ACAR2019 / CCAR2019

2019年6月19日

5月24日(金)から26日(日)の3日間、中国・四川省成都市にて「第7回アジア腹部放射線学会学術集会(ACAR)」が開催されました。中国の国内学会である「第20回中国腹部放射線学会学術集会」と同時開催され、会場となった成都世紀城新国際会議場には約2500名のラジオロジストがアジア各国から集まりました。

ACARはアジア腹部放射線学会(ASAR)加盟各国の持ち回りで2年に一度開催されてきましたが今年度以降は毎年開催となり、欧米の各放射学会との相互講師派遣を通して連携を深めつつ、アジアにおける腹部放射線診断のレベルアップと教育普及に務めています。

“Radiomics & Artificial Intelligence”の学会テーマのもと、アジア各国やアメリカ、フランス等から招聘した50名の講師による特別講演・教育講演のほか、ASAR新加入国のモンゴル・セッションや、Asian Prostate Imaging Working Group半日フォーラムなどいずれの会場でも活発な議論がなされました。
また現地では、大会本部の四川大学華西病院の先生方や大学院生が総出で海外からの参加者らを手厚く歓迎してくれ大会を通して交流を深めました。

2020年以降はシンガポール、台湾、インドネシアと順次開催します。今後もASAR理事・組織委員会の先生方と協力して学会の発展とより良い大会運営に貢献していければと思っています。

(大分RM)

WONCA APR 2019 / 第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会

2019年5月24日

CLOSING REMARKSでは伴会長より壇上にあげて頂き、労いの言葉をいただくサプライズもありました

5月15日(水)から19日(日)の5日間、国立京都国際会館にて「WONCA APR 2019 / 第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会」が開催されました。日本での開催は2005年以来、14年ぶりとなり、約50ヵ国より6,500名が参加しました。

世界各国のプライマリ・ケアを担う医療者・学習者が集い、地域医療を支える人材の育成や家庭医・総合医療医の高齢者医療や精神保健医療等の幅広い役割と重要性について議論する場となりました。

国内外より多くの先生方を招聘しKeynote SpeechやPlenary Sessionでご講演いただいた他、参加者が討論・体験をするワークショップの企画や、日本人若手医師と海外医師との交流を促すプレカンファレンスなど、日本と海外の先生方が様々なトピックスで議論し交流する貴重な機会となりました。

会期中の5月19日は世界家庭医機構( WONCA )が定める「世界・家庭医療の日( World Family Doctor Day )」です。世界各国の先生方や若手医師より事前に頂いたビデオメッセージを会場で放映し、普及活動に務めました。

また滋賀と京都の診療所を訪問・見学をするツアーは事前申込があっという間に定員に達するなど海外の参加者の方にとても好評で、日本プライマリ・ケア医療に対する海外からの関心の高さがうかがえました。

2017年のWONCA APRの前回大会でのPR活動から約2年間という長期間、主催の先生方と共に有意義な会議を作り上げ、運営に関わることができたことをうれしく思います。今後も主催の先生方の想いに寄り添い、会議の成功に貢献できるよう精進してまいります。

(京都YI & MK)

第17回世界湖沼会議(いばらき霞ヶ浦2018)

2018年11月22日

10月15日(月)から10月19日(金)の5日間、つくば国際会議場にて「第17回世界湖沼会議(いばらき霞ヶ浦2018)」が開催されました。世界の湖沼及び湖沼流域で起きている多種多様な環境問題やそれらの解決に向けた取組についての議論や意見交換の場となっています。日本での開催は2001年(滋賀県)に続いて4回目となり、今年は約50ヶ国から研究者・行政担当官・NGO・学生・市民等約5,500人が参加しました。

本会議前日の14日(日)には「学生会議」が行われ、41の小・中・高校生の団体が研究・取組の成果を発表すると共に、活発なディスカッションが繰り広げられました。

会議初日の15日には開会式が開かれ、ご臨席いただいた秋篠宮様がお言葉を述べられたほか、来賓祝辞、学生会議からの統括報告等が行われました。
開会式後の15日午後から18日にかけて、基調講演・霞ヶ浦セッション・湖沼セッション・分科会などのプログラムが設けられ、湖沼流域での活動内容や持続可能な生態系サービスについて市民、行政担当者、研究者等が討議しました。

その他各プログラムと並行して展示会が開催され、企業や研究機関等42団体が出展し、それぞれの先進的実例や取組内容について周知する場となりました。

今回印象的だったのは、国内外の参加者に加え、多くの茨城県民の方が参加されたことです。自分たちが生活する地域の課題について多くの方が関心を抱いていることを実感しました。本会議は、そうした方々が研究者や行政の発表を通して地域への理解を深める貴重な機会になったのではないかと思います。

今回このような国際会議の運営に関わることができたことを光栄に思うと同時に、今後も様々な会議の成功に貢献できるよう精進して参ります。

当日の様子は会議HPのデイリーレポート(http://www.wlc17ibaraki.jp/)をご覧ください。

(東京MO)

WONCA World 2018 in Seoul

2018年11月08日

2019年5月に国立京都国際会館にて開催されるWONCA APR 2019(世界家庭医機構アジア太平洋地域2019年度学術大会)/ 第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会のPRブース運営、およびプログラム視察のため、韓国・ソウルで開催のWONCA World 2018(世界大会)に2018年10月17日~21日まで参加してまいりました。

初日は、オープニングセレモニーでの太鼓のパフォーマンスで盛大にプログラムが始まりました。世界の94ヵ国から約2,500名が参加し、”Primary Care in the Future: Professional Excellence”をテーマに各会場では、活発な議論が繰り広げられました。日本からも基調講演があり、「超高齢化社会における日本での地域コミュニティー・政府の取り組み」について紹介をされていました。世界ではまだ知られていない日本の進んだ取り組みについて知ってもらう1つのきっかけになったのではないかと感じました。

また、今回は、韓国での開催ということもあり、参加者の半数近くがアジア圏の方々でした。PRブースではアジア圏以外の方も含め多くの方に2019年の京都での大会についてアピールすることができたと思います。

日本での開催は、2005年以来、14年ぶりとなります。会期まで半年となり、大会長をはじめ組織委員会の先生方と協力し、主催者の想いに寄り添いながら、日本での会議が有意義で、記憶に残るものになるよう、よりいっそう気持ちを引き締めて業務に臨みたいと思います。

(京都 YI)

IWA 2018 – IWA World Water Congress and Exhibition 2018

2018年10月19日

This year, Tokyo hosted the IWA World Water Congress and Exhibition 2018 at Tokyo Big Sight from September 16th to 21st with the theme “Shaping Our Water Future,” highlighting global water solutions, issues, innovation and sustainability throughout the entire water cycle. Some of the world’s most prominent figures as well as ambitious young minds and rising stars in the water industry were among the over 5000 attendees, not to mention the attendance of their Imperial Highnesses, Crown Prince and Princess of Japan at the opening ceremony, making this event truly a once-in-a-lifetime experience for many participants.

In this one-week event, we collaborated with IWA (HQ in the Netherlands), their PCO and Exhibition team, as well as the local hosting team from TMG, realizing various events, including prestigious Opening Ceremony, cherishing Welcome Reception and Exhibition Opening Event, a lavish Gala Dinner and Technical Tours.

Whether a student, general participant, or a VIP, each guest is sure to agree that this exciting week spent in the heart of Tokyo alongside some of the brightest minds in the world of water will remain a fond memory for years to come.

(Tokyo, CZ)

EVS 31 & EVTeC 2018

2018年10月18日

9月30日から10月3日まで、神戸コンベンションセンターにて、第31回国際電気自動車シンポジウム・展示会 & EV技術国際会議2018(EVS 31 & EVTeC 2018)が開催されました。1969年から欧米、アジアで交互に1~2年ごとに開催される本会議ですが、日本での開催はEVS22(2006年10月)の横浜大会から12年ぶりとなりました。

近年、各国政府が電気自動車(EV)への転換に積極的な取り組みを行なっており、EVへの関心が高まっています。日本もその一員であること、また日本がEV先進国であることをアピールする場と捉えると、このタイミングに日本で開催できたことは非常に有意義なことだったのではないでしょうか。

展示会場では、SF映画に出てくるような形のコンセプトカー「I toP(アイトップ)」をはじめ、EV、水素を燃料とするFCV(燃料電池自動車)、コンセントから充電できるプラグインハイブリットカー等、華やかな展示会・試乗会が、会議場では質問が多く飛び交う熱いディスカッションが行われました。

台風21号の影響で一部プログラムに変更はありましたが、国内外から約3,000名の参加者をお迎えし、盛会のうちに終了しました。

このような貴重な国際会議に携われたことに感謝しつつ、今後も主催者様のみならず参加者の皆様にとっても印象に残る大会運営ができるよう、精進してまいります。

(東京R.S)

第30回世界牛病学会2018札幌

2018年9月18日

2018年8月28日(火)~9月1日(土)の5日間、札幌コンベンションセンターにて「第30回世界牛病学会2018札幌」が開催されました。この会議は1960年ドイツのハノーバー大会から始まり、それ以降2年ごとに開催されています。

今大会は5年前の日本への誘致活動を経て、アジア初開催となりましたが、世界66か国から約2,000名の参加者が集まり、乳牛や水牛、ラクダ等反すう動物全般の病気や健康管理について、また国際的な伝染病対策や家畜の健康、食品衛生、抗菌薬耐性の問題など重要課題について活発な議論がなされました。

日本ならではのテーマとして、和牛の肺炎治療法や黒毛和種の将来への展望、また健康な動物の食品生産に向けて獣医ネットワークをどう活用していくべきかなど、国内外の多くの参加者が意見交換を行い盛り上がりました。

関連行事においては、初めて来日する海外の研究者や獣医師、企業の参加者等に「日本」を楽しんでいただくことをコンセプトに、ポスターデザインの「牛」を描いた現代書道家の書道パフォーマンスや和太鼓のアトラクションの他、市民協力のもと櫓を囲んだ北海盆踊り、屋台料理や縁日など「日本の夏祭り」を再現。そのほか大人顔負けの中学生によるジャズ演奏や、YOSAKOIソーランで被り物をしながらステージに一緒に上がって踊る主催者や参加者もおり、各方面から日本開催は記憶に残る素晴らしい大会だったと好評が寄せられました。

最終日には市民公開プログラムとして「酪農王国北海道 牛の魅力が大集合!」をテーマに、「獣医さんお仕事体験」や酪農家さんとの対談「北海道酪農と食のワークショップ」、「乳しぼり疑似体験」や「畜産写真家の北海道の牛写真展」、牛グッズ販売やチーズ販売など盛況に行い、多くの市民の方に足を運んでもらいました。

今後も日本誘致段階から当日の運営に至るまで主催者と想いを一つにしながらしっかりサポートさせていただき、会議の成功に寄与する所存です。

(北海道 YT)

ISA2021 京都開催に向けて

2018年7月20日

2021年10月に京都で開催されるISA2021(国際動脈硬化学会)の視察及びPRブース運営の為、2018年6月9日~13日の5日間、前回大会であるISA2018(トロント、カナダ)に参加いたしました。

本会議は3年に1度開催されている国際会議で、今年で18回目の開催となります。
当日の参加者は世界各国から約1000名程度であり、各会場では活発な議論が飛び交っていました。
初日の夜に行われたオープニングセレモニーでは、伝統的なダンスパフォーマンスや歌唱など、カナダの文化色あふれる演出が印象的でした。

PRブース運営では、ISA2021のロゴマークをあしらった法被を羽織り、次回の京都大会のアナウンスメントを片手に参加者の先生方へお声掛けすると、様々な【KYOTO】への思いを伺えました。
過去の京都大会に参加した際の思い出を話してくださった先生、日本好きな家族のために話を聞きたい!先生など、【京都/KYOTO】が参加者から注目され、意識されている印象が伝わってきました。
また次回京都大会へのSuggestionとして、多くの先生からアンケートにてご意見をいただくことができましたので、2021年の会議が有意義なものとなるよう、準備を進めてまいります。

ISA2021には誘致段階から携わり、今年で5年目を迎えます。さらに気持ちを引き締め、業務に臨みたいと思います。

(東京 YS)

日中大学フェア&フォーラム in China 2018

2018年7月05日

2018年5月12日(土)~15日(火)にかけて、中国・広州花園酒店にて、「日中大学フェア&フォーラム in China 2018」が開催されました。日中間の学術交流としては最大規模のイベントで、今年は日中両国の200以上の大学、企業から集まった約1000人以上が参加しました。
5月12日、「日中大学学長個別会談」、「日本技術展」、「日本大学フェア」が同時に開催され、日本側の大学・高等専門学校と、中国側の大学の関係者が、直接交流できる貴重な機会となりました。また、当日の夜に開催された「日中交流会」は約700名の方が参加され、日中大学間の交流、意思の疎通を深める場となりました。

5月13日の「日中大学フォーラム」では、午前中の基調講演、午後分科会を5会場で同時開催されました。日本側大学学長が34名、そして中国側大学学長が32名出席され、「ナンバーワンを目指す学科構築について」、「オンリーワンを目指す大学の経営理念について」という2つのテーマをめぐる論議を行いました。

今年は日中両国にとって平和条約締結40周年の節目の年であります。「日中大学フェア&フォーラム in CHINA 2018」の開催は日中両国の良好な関係を一層深めていくことに寄与できたのではないでしょうか。

(東京 J T)

WFNMB2022 京都・金沢開催に向けて

2018年5月15日

PRブース:大会名を印字したお煎餅などの日本のお菓子やグッズで参加者からは喜ばれました。

2022年9月に京都・金沢で開催されるWFNMB2022(世界核医学会)、視察及びPR活動の為、前回大会であるWFNMB2018(メルボルン,オーストラリア開催)に2018年4月20日(金)~24日(火)の5日間参加しました。

セレモニーのスピーチでは4年に1回の会議ということで、4年間の研究成果や核医学の進歩について発表する場として核医学のオリンピックとして例えられていたのが印象的でした。約2,000名が参加し、日本からはオーストラリアに次ぐ2番目の参加者数(約160名)となりました。日本の先生方は次回大会開催に向け、開催の参考になるところや新しいアイデア等を積極的に意見交換されていました。

京都開催をPRするブースでは、多くの参加者に来訪いただき、日本(京都)に関して「京都大会への参加を楽しみにしている、日本に行きたいと思っていた」等のコメントを頂き、日本開催への強い関心を感じました。

日本での開催は第1回世界核医学会が京都で開催されて以来、48年ぶりの開催となります。
約半世紀ぶりの日本開催が参加者の方々の記憶に残る大会になるように主催の皆様と共に準備を進めていきたいと思います。

(京都 Y. U. )

2020年京都開催にむけて~AAAAI/WAO Joint Congress 2018 in Orlando~

2018年3月30日

2020年9月に京都で開催されるJSA/WAO Joint Congress 2020(第69回日本アレルギー学会学術大会・世界アレルギー機構 合同会議2020)の大会開催PRブース運営、および視察・本部とのExecutive Meeting出席業務等で、アメリカ・フロリダにて開催されたAAAAI/WAO Joint Congress 2018(前々回大会)に参加してまいりました。

「ずっと行ってみたい場所だった」 “It will be a great reason to visit Kyoto!”

フロリダで2020年京都でのJoint Congressについて紹介している際に、多くの方からこのコメントを頂きました。日頃、京都に暮らし、働いている中では感じなかった京都というネームバリューを実感し、再認識する機会ともなりました。

フロリダでの会議では、世界75か国より約6,500名の参加があり、300近いセッションが開催され、活発な議論が会場内外で交わされました。プログラムやホットトピックス、その他領域に関する参加者の生きた意見も聞くことができ、2020年のプログラム編成に役立つ情報を収集することができました。

また、PR活動のキーワードの1つをTaste of Kyoto(味覚で感じる京都)とし、Giveawayアイテムは抹茶フレーバーのキットカットや大会ロゴ入りの特製パッケージで用意した玉露ティーバックをギフトとしてお渡しし、大変好評でした。すでに、抹茶は海外でも大変人気であり、また京都らしいアイテムの1つですので、2年後の京都開催を食文化と関連付け大いにアピールすることができました。

参加者の皆様、そしてホスト国日本の主催者の皆様と2020年の会議が有意義なものとなるよう、さらに気持ちを引き締め、業務に臨みたいと思います。

(京都 YI)